発酵食品が注目される昨今、伝統的な食材である「みそ」も再評価されているそうです。身近な存在のみそは、自宅でも手作りできるんです。今回は本格的なみそ作りをオンラインで体験してみました。
日本の食文化を支える伝統的な発酵食品「みそ」。おみそ汁をはじめ、様々な和食に使われています。普段何気なく口にしていますが、どうやって作られているか、ご存じでしょうか。今回は知っているようで知らない身近な調味料「みそ」作りをオンラインで体験してみました。後半では、具材たっぷりの簡単「おかずみそ汁」レシピも紹介します。
オンラインでみそを作ってみよう
長野県にあるハナマルキの「みそ作り体験館」は、日本の伝統食品であるみそに対する理解を深め、みそに愛着を持ってもらうことを目的にした施設。ハナマルキ創業100周年を記念してオープンしました。残念ながら現在は休館中ですが、代わりにオンラインでのみそ作り体験を行っています。今後も月に1回のペースで実施が予定されているのだそう。
今回の開催では東京、埼玉、三重など全国各地から参加者が集まりました。体験に当たり、意気込みを聞いてみると「3歳の娘のためにおいしいみそ汁を作ってあげたい」「家でみそを作れるようになりたい」「おいしいみそ汁で家族を驚かせたい」など、皆さんやる気十分の様子です。
みそ作りの工程はとてもシンプル。講師が参加者の様子を見ながら分かりやすく説明をしてくれるので、初めてでも全く問題ありません。
体験の初めには、みそ作り体験館の紹介やみその基礎知識を知ることができる動画を鑑賞します。みそは日本人の食を1300年以上も支えており、その製法や種類は時代とともに変化してきたそう。大豆を発酵させた自然食品は、様々な栄養素を含んでいて体にもよいといわれています。
次のページでは、「みそ作り」の工程を紹介。後半では、一杯でおなかいっぱいになる、具材たっぷりの簡単「おかずみそ汁」レシピも紹介します。