外出自粛やテレワークなどで、家で過ごす時間が増え、今「茶葉」の消費量が増えているのだそう。今回は、急須やポットがなくても手軽においしい緑茶をいれる方法や、飲んだあとの茶葉を使ったレシピ、女性たちの声から生まれたカフェインゼロ緑茶飲料の開発背景などを伊藤園マーケティング本部の柿﨑美智子さんに聞きました。

急須を使わず、おいしい緑茶をいれるには

 長く続くコロナ禍で、家でゆっくり過ごす人も増えました。丁寧に急須を使ってお茶をいれることに注目が集まり、茶葉(リーフ)、急須、湯飲みの売り上げが好調だそう。ただ、家に急須がない人も多いと思います。そこで今回は、急須やティーポットを使わずに、家でもおいしい緑茶を飲む方法を紹介します。

「お茶パック」を使っていれる

【用意するもの】(分量は1人分)
・茶葉(約2g)
・お茶パック(スーパーや100円ショップなどで購入可能)
・お湯(約100ml)
・マグカップなど

1)お茶パックを開き、ティースプーン1杯分(約2g)のお茶の葉を入れる。

2)お茶パック上部の二重になっている部分を反対側にかぶせるようにひっくり返す。袋状になり茶葉が外に出ない。

3)マグカップに、お茶パックとお湯(約100ml)を入れる。濃く出したい場合は、熱湯を素早く。まろやかにしたい場合は、一度別の容器に移したお湯を注ぐ。

4)好みの濃さになったらお茶パックを取り出す。パックのまま捨てられるので、茶葉のごみを処理する手間が省ける。

「計量カップ」を使っていれる

【用意するもの】(分量は2人分)
・茶葉(約4g)
・計量カップ(耐熱性のものを使用してください)
・茶こし
・お湯(約200ml)
・マグカップなど
計量カップは耐熱性のものを使うこと
計量カップは耐熱性のものを使うこと

1)ティースプーン2杯分(約4g)のお茶の葉を計量カップに入れ、お湯200mlを注ぐ。

急須やポットがなくてもOK!
急須やポットがなくてもOK!

2)そのまま約30秒待って茶葉を蒸らし、スプーンで軽く混ぜてから茶こしを使って湯飲みに注ぐ。湯飲みが二つの場合、味や色が均一になるよう交互に注ぎ分ける。