やりたいことをやるために、大切にしたいこと
第2部のトークセッションではWomen’s Innovation副代表の稲葉結衣さんをモデレーターに、代表の大山友理さんと、大学4年生ながら企業代表を務める村岡紗綾さんの現役女子大生3名が、就労観から恋愛観までそれぞれのリアルな思いについてトークを展開しました。
東大ミスミスターコンテスト2018ファイナリスト。学生時代はDJ、ファッションライター、イベントオーガナイズなどカルチャーに傾倒したプロジェクトを経験。大手IT関連企業の選抜型インターンシップをきっかけにマッチングアプリの開発・運営を事業化する子会社の社長に就任。現在、新サービスのリリースに向け、奮闘中。
大山友理(Women‘s Innovation代表)
2000年生まれ。学生団体Women’s Innovation代表/Business Insider Japanインターン。2017年4月に異なる女子校に通う友人3人とともに、学生団体Women’s Innovationを設立。「強くしなやかに生きる多様な女性のロールモデルに私たち自身が出会い、発信し、その機会を提供する」ことが活動テーマ。中心メンバー、サポートメンバーの2体制で活動を展開中。
勉強、インターン、遊び、やりたいこと全部やるには?
現在、内定先のIT関連企業で大学生ながら社長に抜擢され、新サービスのリリースに向け奮闘中の村岡紗綾さん。「私は、好きなことがたくさんあって。おしゃれも好きだし、音楽も美術館巡りも好き」と笑顔で語る一方で、「就活や仕事でインプットが増えた分、アウトプットの時間も必要」と感じるようになったそう。
村岡さん(以下、村岡) 自分の中で「遊び」と「やらなければならないこと」のバランスを取るのが大切だと思います。そのためには、遊びと仕事をきっちり分け過ぎずに考えることも必要なのかな、と。やっぱり休みを「休みだーっ」と思い過ぎると、平日がツラくなると気付きました(笑)。
この春、大学2年生になったばかりの大山友理さんは、「やりたいことはやりたい」「やりたくないことはやりたくない」とはっきりしているタイプだと自己分析します。「今、やりたいことしかやっていないので、常にアドレナリンが出ている状態」だと語ります。
大山さん(以下、大山) 無理にやっていることがないので、両立しようと意気込まなくても、やりたいことがやれています。団体のマネジメントなど大変に思うこともありますが、私は一から何かを創る、「0→1」が好きなので、頑張れるんです。
興味があることへの探求心が活動の原点
村岡 インターンを始めた時、同期をはじめ皆、何かしら自分で活動をしていたんです。このままじゃ「自分のアイデンティティーがなくなる」と感じました。この中でも通用する人になろうと、ちゃんと自分の好きなものに向き合おうと思ったんです。私の好きなものは、ほとんどマイナーなカルチャー。「この人に知ってほしい」と思ってSNSに投稿しても、見てもらう前にフィードで流れていき、なかなか自分の好きなものを届けられない。自分の好きなものをどう伝えるか、伝えることでそれがどう影響するかを考えるようになり、メディアや広告、アプリなどの仕事に興味を持ちました。
大山 私は、もともと手紙を書いたりもらったりするのが好き。手紙ってとても温かいですよね。だから文章を書く仕事やメディアに興味が湧きました。メディアは、社会を良くも悪くもできるもの。だからこそ、メンバーの執筆スキルを向上させ、皆の強みを引き出していきたい。
どんな恋愛も自分のパワーに変えていこう!
参加者の多くが興味津々だった「恋愛観」のトークでは、村岡さんも大山さんも「恋愛で人生が変わる!」「恋愛は頑張るための原動力になる!」と力説します。
村岡 男性はステップアップするほどモテるけど、女性は必ずしもそうではない。意見を主張すると「煙たがられているな」と感じることもあります。でも、自分がステップアップして輝くことで、出会う男性の質も上がるし、煙たがる人は寄ってこなくなる。「自分が頑張れば頑張るほど、すてきな男性が寄ってくるはず!」と思うようになりました。
大山 私も村岡さんに同感です。 私は初めての失恋がきっかけで「目立って、見返してやる!」と、Women'sの活動を頑張る力になりました。だから、失恋を経験できてよかった(笑)。まだまだ人生経験が浅いから、今は男女問わず、お互いの人生を応援し合えるような人とのつながりを深めていきたいですね。