大事なのは「対等な関係」

 トークセッション後は、ワークショップが行われました。社会人と学生混合の5~6人のグループに分かれ、普段あまり聞くことができない本音をぶつけてもらいました。トークセッションよりも距離感が近く、一人ひとりが発言する時間があります。話題に困ったときのために、ネタカードも用意されています。

 「給料はどのくらいあれば十分だと思ったか」「『やりがいある仕事』と『福利厚生』、迷ったらどちらを取ればいい?」といったネタカードを見ながら、各グループ、話し足りないほどに盛り上がっていました。

 学生や社会人の垣根を越えて話せる温かいイベントとなりました。参加者からも「本音が聞けてよかった」「社会は不透明で怖いものだというイメージがあったけれど、希望を持つことができた」と好評でした。

取材・文/りっちゃま 写真/「Next Blooms!」運営局


 このイベントのように、学生が主体となって開催する就活イベントは、企業の宣伝ではなく、企業側・学生側が本音で語り合うことによって、「知りたいこと」「話したいこと」をぶつけ合うことができる貴重な場になり得ます。今後も、企業と働き手のミスマッチを避けるために有効なこうしたイベントに注目していきます。ご期待ください。