毎日たくさんの情報に触れる現代社会。文字を集中して速く読むことができたら、仕事も効率よく進められて、自分の好きな本をたくさん読めて、人生が豊かになるかもしれません。そんな夢をかなえるきっかけになるかもしれない「楽読(らくどく)」のオンライン講座を取材しました。

一生使える!「楽読」のススメ

 本を読みたいけれど集中できない、書類の内容が頭に入ってこない……。こんな悩みを持つ人に体験してもらいたいのが「楽読」。速読とはどう違うのでしょうか? また、そのやり方は? 楽読インストラクターの上山紗也加さんに「楽読」のメリットやポイントをオンラインで教えてもらいました。

「楽読」とは?

 「楽読」とは、斜め読みや飛ばし読みではなく、内容を十分に読み取りながら読むスピードを上げていく速読トレーニングのこと。文章を 「楽しく」「楽に」「速く」読むスキルです。

 「3~6カ月の間繰り返しトレーニングを続けることで、これまで熟読していたときと同じように理解しながら読むスピードが速くなる」と上山さん。受講後は以前の2~7倍の速さで読めるようになる人もおり、これはビジネス書1冊を1時間で読める程度の速さ。継続することでもっと速くすることも可能だそう。

 楽読は特別なスキルは必要なく、その人の持っている「目線の動かし方」や「情報処理能力」を上げるものなので、年齢を問わず実践することができます。

 それでは楽読の方法を習得していきましょう。