目的への道のりをイメージしよう

 目的がイメージできたら、次はそのための道のりをイメージします。

 「目的」という山頂にたどり着くための山登りのルートは、1つではありません。自分が目的を達成するために、どんな道を通りたいでしょうか。花が奇麗に咲いていて、楽しみながら登れるルート。急傾斜だけれど、頑張れば最短距離でたどり着けるルート。登山仲間がたくさんいて、おしゃべりしながら登れるルート。

 「どのルートを選ぶのか」「どんなふうに登りたいのか」を考えるのに役立つのが、自分の過去の経験です。振り返って、「今までで一番気持ちよく山を登れていたのは、どんなときだったのか?」ということが、これからどんなふうに山を登るのか、のヒントにもなります。

 自分は何が得意か。どんな瞬間が好きか。どんな人と一緒にいたいのか。今までの経験を振り返ってみましょう。これは自分の「価値観」が大きく反映されるところです。それを発見するために、過去にうれしかったことや落ち込んだことを記入したライフチャートを書いてみるのもお勧めです。

ライフラインチャートを「何歳時点から作るのか」については、自分にとって大事なイベントが発生した時期などにもよるため、人それぞれで違ってOKです
ライフラインチャートを「何歳時点から作るのか」については、自分にとって大事なイベントが発生した時期などにもよるため、人それぞれで違ってOKです