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自立したビジネスで世界中の猫を幸せにしたい 河瀬麻花

保護猫カフェ「ネコリパブリック」代表が考える、脱・ボランティア

世界中の猫を救うビジネス構想

 ネコリパの構想を練り、2014年、岐阜県から支援事業の助成金を得て「自走型保護猫カフェ」を開店した。自走型とは、寄付だけでなくイベントや物販、企業とのコラボで自ら収益を上げていくことを指す。

東京のお茶の水店。取材当時は26匹の成猫が在籍。東京では毎月5~6匹の譲渡先が決まる
東京のお茶の水店。取材当時は26匹の成猫が在籍。東京では毎月5~6匹の譲渡先が決まる

 物販とステージの催しを行う『ネコ市(いち)ネコ座』や、企業とコラボして車内で譲渡会ができる移動バスを企画。「店で待つばかりでなく、私たちのほうから新たな飼い主に出会いに行っています」。

写真左・ネスレと共同運営の「ネコバス」。譲渡会や保護猫との触れ合いをさまざまな場所で行う。「譲渡の申し込み率は店舗より高いです」。写真右・2018年夏、東京・蔵前に開いた、猫がモチーフのアパレルショップ。「保護猫を知らない人にも、おしゃれなグッズを買うことで自然に保護猫活動に参加してもらえる仕組みをつくりたかったんです」
写真左・ネスレと共同運営の「ネコバス」。譲渡会や保護猫との触れ合いをさまざまな場所で行う。「譲渡の申し込み率は店舗より高いです」。写真右・2018年夏、東京・蔵前に開いた、猫がモチーフのアパレルショップ。「保護猫を知らない人にも、おしゃれなグッズを買うことで自然に保護猫活動に参加してもらえる仕組みをつくりたかったんです」

 目下の目標は、「2022年2月22日までに日本の猫の殺処分ゼロ」だが、将来的には「ネコリパを誰もが知るブランドにして、日本中、世界中の猫を救える仕組みをつくりたい」と語る河瀬さん。

 「思いついたら即行動」がモットー。「高齢者の見守りと保護猫をつなげる仕組みもつくりたいし、やりたいことリストは無限にあります。失敗してもまた立ち上がれば、ゲームオーバーじゃないですから」。

河瀬麻花さんへの一問一答

Q1・自身の愛猫は?

A・岐阜の実家にアビシニアン・ミックス(メス・10歳)とサバ白(オス・9歳)がいます。2匹とも保護した猫。私は大阪が拠点ですが、猫たちに会いに、岐阜にもよく帰っています。

Q2・休みがあったらどこに行きたい?

A・大学卒業後、バックパッカーだったので海外は30カ国以上行っていますが、今一番行ってみたいのはマルタ島。猫がいることで有名な島です。

Q3・落ち込んだときは?

A・メンタルだけは強いほうなので、あまり悩まないし、人に何か言われてもいちいち傷つきません。「死なない限りは失敗じゃない!」と思っているので、挑戦することが怖くないんです。

Q4・猫と仲良くなるコツは?

A・まず指を出して猫のほうからニオイを嗅ぎに来るのを待ち、そばに来たら鼻、アゴ、背中など、そのコが好きそうなポイントを探ってなでます。激しい動きや大きい音を立てるのは控えて。

東京・お茶の水店に在籍していた猫(取材時)
東京・お茶の水店に在籍していた猫(取材時)
◆ネコリパブリック
東京・お茶の水店
料金は1ドリンク付きで平日は30分1100円。文京区湯島3-1-9 CRANEビル4F

取材・文/郡司真紀 写真/石原さくら

日経WOMAN2018年10月号掲載記事を再構成
この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります
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