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岩橋ひかりのロールモデルは探すな!

「やりたいこと」はいきなり探すな!

やりたいことが分からない……。迷子のあなたへ贈る処方箋

連載第3回では、自分の本当にやりたいことが分からず、もやもやを抱えるキャリア女性の悩みについて、キャリアコンサルタントの岩橋ひかりさんと考えていきます。「毎日そこそこ楽しいけれど、何か物足りない……」、そんな思いを抱えている人に現状打破のヒントをお伝えします。

 緊急事態宣言が延長され、外出の自粛など、まだまだ先の見えない日々が続いています。お出掛けできない、友達と会えないなど辛いこともありますが、家で過ごす時間が増えた今こそ、自分自身を見つめ直すチャンスです。

 今回はキャリア女性・Cさんのケースを例に、「本当にやりたいこと」を見つけるためのファーストステップをお伝えしていきます。記事の最後で、紙とペンがあればできる簡単なワークもご紹介します。ぜひ、おうち時間を活用して取り組んでみてください。

CASE3 ずっと今のままは嫌。でもやりたいこともない……
【転職歴なし キャリア女性Cさん(28歳)の悩み】

 新卒で入社した会社で、マーケティングの仕事をしています。入社6年目、仕事はそれなりに楽しいし、職場の人間関係にも恵まれているほうだと思います。でも、このまま今の会社で、ずっと働き続けていくイメージが持てません。イメージが持てないというか「今のままでは嫌だな」という感覚だけはあります。だからといって、他にやりたいことがあるわけでもありません。会社には出産しても働きやすい制度も整っているし、このまま続けるのが一番マシなのかな、と思っています。

ダントツで多い「自分のやりたいことが分からない」という悩み

 私は、これまで2000名以上の女性のキャリア支援に関わり、さまざまな女性の悩みを聞いてきました。その中でもダントツで多いのが、「自分のやりたいことが分からない」という悩みです。

 実は私も、会社員時代はCさんと同じような感じでした。「特に不満はないけど今のままでは嫌、でも次にやりたいことも特にない」という状態がわりと長かったように思います。

 本当にやりたいことを見つけるために、自分なりに考えてみたり、本を読んでみたりして「私のやりたいことはこれかも?」と思える瞬間は何度かありました。

 でも、時間がたつと「やっぱり違うな……」と後戻りしてしまうことも多かったです。その度に自己嫌悪に陥り、毎日そこそこ楽しいけれど何か物足りない、満たされない、そんな思いを抱えながら過ごしていました。

 このような状態に、心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

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