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岩橋ひかりのロールモデルは探すな!

「自分の力で変えられること」に集中しよう

「嫌なこと」100個から見えてくる「本当の自分らしさ」

連載第4回では、自分のやりたいことを見つけるために必要なアクションをキャリアコンサルタントの岩橋ひかりさんが解説していきます。岩橋さんオリジナルのワークを通じて、自分の本当の気持ちや価値観を知り、毎日をよりポジティブに過ごしましょう。

 こんにちは。キャリアコンサルタントの岩橋ひかりです。

 前回・「やりたいこと」はいきなり探すな!のコラム では、「『やりたいこと』はいきなり探すのではなく、思い込みを取り払い、自分の本当の気持ちに気づくことから始めよう」というお話をしました。そのための方法として、「嫌なことを100個書き出してみる」ワークをご紹介しましたが、みなさんは100個書けましたか?

CASE4
【転職歴なし キャリア女性Cさん(28歳)のワークをやってみた感想】

 「嫌なことを100個書き出してみる」というアドバイスをいただいたとき、100個も書けないと思っていました。でも、書き始めると、どんどん出てきます。
 「自分に対する上司からの期待値が低い気がするのが嫌」「新しいことに対して、『前例がない』『前に失敗した』とか言われるのが嫌」といった仕事のことから、「髪の毛を乾かすのが嫌」「コンタクトの洗浄が嫌」といった日常のささいなことまで、たくさんありました。
 こんなにいろいろなことを「嫌だ」と思いながら過ごしていたこと、自分がこんなにもダークな感情を持っていたことに気づき、驚いています。

嫌なこと100個から見えること

 最初は、「100個も無理!」と感じるかもしれませんが、Cさんのように、書き始めるとどんどん出てくるものです。自分で既に気づいていることはもちろん、これまで気づいていなかったことが意外なほどたくさんあって驚いたと思います。

 本当は嫌なのに、嫌だと感じていること自体を封印している、そんなダークな感情……。

 私も会社員時代、ストッキングをはくのが嫌、通勤が嫌、働く時間が決められているのが嫌、子育て中なんだから職場では謙虚にしていなさいと言われるのが嫌、毎日会社に行かなきゃいけないのが嫌など、嫌なことがたくさんありました。

 その後、働き方を変えることで解消したこともありますが、新たな嫌なことが増えていくのも事実ですので、私は今も、定期的に嫌なことを書き出すようにしています。下記の画像は、Cさんが書いた「嫌なこと」の一部です。なかなか書けないという人は、参考にしてみてください。

小さなことでもいいので、25個、50個、100個と書き出していこう
小さなことでもいいので、25個、50個、100個と書き出していこう
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