コロナ禍であらわになった無駄会議

 「リモートワークになって、無駄な会議が増えた」

 こんな声を聞きます。会社に出勤している時より、ただの顔合わせや重要度の低い報告義務が増えた。部下と顔を合わせることの減った上司が、ただ自分が安心したいだけの会議が増えた。これは見逃すことのできない事態です。

 しかし、考えてみると毎日出勤していても、意味のないチーム会、無駄な報告会、目的がはっきりしない企画会議はごまんとある。会議をすることで、「やっている感」や「やった感」を満足させているだけ。これに付き合わされるのはたまったものではありません。

 今回は、「会議」についてお話しします。

 生産性のない会議を減らすにはどうしたらいいか。また自分の提案を通すためにはどんな工夫をすればいいのか。一緒に考えていきましょう。

<会議の生産性を上げる口癖>1 会議の発言に○○を折り込む/2 「○○」を繰り返し、○○を明確にする/3 「○○」と○○を出す
「こんな無駄な会議やめませんか?」 弱い立場からは言いづらい提案や要望、どう斬り込めばいい?