フォントがかわいらしいテプラでラベリング

 ラベルに文字を打ち出す「テプラ」(キングジム)は皆さんご存知だと思います。仕事で使ったことがある人も多いでしょう。

 手書きではなく、機械による文字は「誰にでも読みやすい」という大きなメリットがあります。手書きの文字は、どれほど字が上手な人でも癖があります。自分の字を見慣れた本人にとっては気にならなくても、他人には気になるもの。自分だけで使う資料ならいいですが、他の人も使う部内の共用資料では手書き文字は避けたほうが無難です。したがってファイルに資料名をつける場合などには手書きではなくテプラを使うのがおすすめです。

 なんとなく無骨なイメージがあるテプラですが、この「ガーリーテプラSR-GL1」(キングジム、希望小売価格8300円/税抜き)は名前の通り女性を意識したかわいらしいデザインです。本体のデザインだけではなく、フォントが8種類用意されているため、打ち出すラベルの印象を変えられるのも楽しいですね。フォントのデザイン効果で優しい雰囲気も演出できます。サイズもコンパクトなので、自宅で使ってもよさそうです。

かわいらしいデザインのガーリーテプラ
かわいらしいデザインのガーリーテプラ
フォントによってラベルのイメージを変えられる
フォントによってラベルのイメージを変えられる

大人柄のマステでオリジナル資料ケースを作成

 他の人と資料をシェアしないので、わざわざテプラを使うほどでは……という方には、ちょっとした裏ワザをお教えします。資料の内容と一対一で対応させた柄物(あるいは色つき)のマスキングテープを複数用意し、ファイルの背などに貼るのです。

 すると、他人にはマスキングテープの意味はわかりませんが、本人には「この柄は〇〇の資料だな」と理解できます。字を読まずに直観的に素早くファイルを識別できますし、プライバシーも守られる、おすすめの手法です。

マスキングテープをファイルの背に貼り、識別できるようにする。BGMのマスキングテープは柄が大人っぽいので職場で使用しても違和感がない
マスキングテープをファイルの背に貼り、識別できるようにする。BGMのマスキングテープは柄が大人っぽいので職場で使用しても違和感がない

 一つだけ問題があるとすると、マスキングテープには可愛らしい柄が多いこと。少し職場では使いにくいかもしれません。しかし、大人っぽい柄が特徴のBGMのマスキングテープ(希望小売価格、赤い花と手帳柄は324円、レモン柄、青いクラゲ柄は194円/各税込み)なら問題ないでしょう。もちろん、普段使いにも最適です。

付箋で簡単インデックスができるファイル

 一見普通のクリアホルダーですが、サイドに「山」(小さなポケット)がついているのが特徴のインデックスホルダー〈KaTaSu〉(ふせんカバー付き) (コクヨ、3山1組で希望小売価格500円/税抜き)。この「山」を何に使うのかというと、付箋をこの中に貼り、インデックスにするのです。「山」はどこにでも売っている普通の付箋にフィットするように作られていますから、インデックスの作成・入れ替えも簡単。「山」の配置の違いによって3つのタイプが用意されていますから、仕事のスタイルに合わせて選んでください。

「山」部分に付箋を入れれば、インデックスが簡単に作成できる
「山」部分に付箋を入れれば、インデックスが簡単に作成できる