目次&ページナンバー付きのノート

 まずは基本的なアイテムであるノートから。この「ロイヒトトゥルム1917 ハードカバーポケット A6」(平和堂、希望小売価格2160円/税込)はとてもシンプルで上品な見た目ですが、情報収集に必要な機能を漏らさず備えた実用的な一冊です。

 例えばノートの冒頭には目次用のページがあり、ページの下部にはページナンバーが振ってあります。目次用のページに項目を記入しておくと、後日メモを見返すときに書き込んだ内容を探しやすくなります。

 また、ハードカバーは高級感がありますが、表紙が硬いため立ったままでも書き込みやすいというメリットもあります。しおりが2本用意されているのも、検索性を高めてくれますね。

表紙が硬いので、急いで立ったままメモをするというときも書き込みやすい
表紙が硬いので、急いで立ったままメモをするというときも書き込みやすい

 しかも、定番のカラーバリエーションが17色もあるため、選ぶ楽しみもあります。ちなみに17色のうち毎年2色ずつ新しい色に入れ替わります。廃番になる可能性もあるので、気に入った色はすぐに買ったほうがいいでしょう。

すぐに書き込める水性ペン

 ノートの次はペンです。ノート用のペンというとボールペンをイメージする人が多いかもしれませんが、実はぺんてるの「サインペン」など、水性ペンをメモに使う方も少なくありません。滑らかで伸びがある書き味が好まれる理由のようです。

 ただ、メモをする場合、水性ペンには1つ問題があります。乾燥を防ぐためにキャップ式になっているため、キャップを外す手間がかかるのです。

 しかし今年3月、そんな声を意識したのか、ゼブラがノック式の水性ペンという画期的な商品を販売しました。それがクリッカート(希望小売価格100円/税抜)です。

 キャップの着脱なしにすぐに書くことができますし、手が汚れません。カラーバリエーションも36色と豊富なので、書く内容や気分で色を使い分けてもいいですね。異なる色を重ねても混色しない特殊なインクを使っているため、複数色を同時に使っても汚くなりません。

ノック式なので何か思いついたときにすぐに書き込める
ノック式なので何か思いついたときにすぐに書き込める