皮脂毛穴の改善には、肌の柔軟性が鍵

 化粧崩れや黒ずみ、角栓の詰まりが気になる「皮脂毛穴」タイプの人は、ホットタオルを使ったスペシャルケアがおすすめです。

 連載第2回(夏のぽつぽつ、ベタベタ肌対策 皮脂毛穴の正しいケア)でお伝えした基本の洗顔を行った後、水分を拭き取ってから、ホットタオルを顔全体に当てていきましょう。

ホットタオルは水で絞ったタオルをレンジで約40~60秒温めればOK。熱過ぎるときは、タオルを開いて冷ましてから顔に当てましょう
ホットタオルは水で絞ったタオルをレンジで約40~60秒温めればOK。熱過ぎるときは、タオルを開いて冷ましてから顔に当てましょう

 黒ずみや角栓が詰まった状態は、毛穴周りの皮膚が硬くなっていることが原因の一つ。正しい洗顔とスキンケアを行っているのに、毛穴の目立ちがなかなか改善しない人は、肌の柔軟性が失われているからかもしれません。

 そこで、洗顔後に肌を温め、柔らかくするホットタオルでのケアをプラスしてみてください。その後につける化粧水などの浸透がアップします。肌にしっかり水分が入るようになるので、きめがふっくらし、毛穴が目立ちにくくなります。過剰な皮脂分泌も収まってきますよ。

 また、肌が柔らかいと、毎日のクレンジングと洗顔でも汚れが落ちやすくなります。続けることで黒ずみや角栓の詰まりが気にならなくなってきますので、ぜひ、やってみてください。