連載第1回、第2回で紹介した「未来の自分史」、書いていただけましたか? 望む未来に近づくためには、「転職」も一つの手段。転職をしても、「なかなかなりたい自分に近づけない…」なんて人は、転職以前にクリアすべき問題があるのかもしれません。今回はその問題解決のコツを紹介しましょう。

転職は人生を変えるビッグステップ

 こんにちは! ずんずんです。

 前回は、現在と自分がなりたい未来にはギャップがあり、そのギャップを越えるためにはスモールステップとビッグステップという行動方法があるという話をしました。

第1回⇒理想の自分を実現させる!「未来自分史」のすすめ

第2回⇒理想の自分とのギャップを埋めるのは「ビッグステップ」

 人によっては、今働いている会社ではなりたい自分になれないと気づく方もいるかもしれません。望む未来が得られないなら「転職」という手も考えられます。

 転職は人生を変えるビッグステップです。転職をした経験がなければ、転職に対して計り知れない恐怖を感じるかもしれません(私は5回ほど転職をしたのちに独立したので、転職に対する恐怖が若干まひしてますが……)。

 特にこの新型コロナウイルス感染症によって求人がクローズしていっている時に、内定をもらったからといって飛びついてしまうのも考えものです。それは本当に自分がやりたい仕事なのでしょうか?それとも、現状から逃げ出したいだけの「逃げの転職」ではないでしょうか。

 こんな時だからこそ、じっくりと腰を据えて自分のキャリアを見直して、行きたい方向を考え直していきましょう。

 日系企業に転職したいのならば、20代のうちは転職回数を2~3回までにとどめておくべきです。それ以上になると、企業側から「すぐ辞めてしまう人」と敬遠され、書類選考で落ちやすくなってしまいます。

 一方、ベンチャー企業や外資系企業となると話はまた違ってきます。これらの企業は転職者が一般的で、転職回数が多くても、その転職がキャリアアップにつながるものであれば採用されることでしょう。

 しかし、首尾一貫したキャリアではない転職をしているとしたら……?