社内ネットワークを大事にする

藤井 お休み中は、社内状況が変わっているかもしれないので、社内ネットワークを大事にしておきましょう。同じ部署の人や同僚と軽い形で構わないので、コミュニケーションを取っておくんです。流れてくる一斉メールも見ておくと、情報がキャッチできますよ。復帰したときに浦島太郎状態になると、景色が変わっていてつらいので、自分を助けるためにも入ってくる情報だけでもチェックしておくといいでしょう。

―― 社内情報をキャッチするのは習慣になっているので、そこまで心配ないと思っているのですが。

藤井 最初の頃はいろいろと情報が入ってこないと不安なのですが、その生活に慣れてきたり、育児が大変だったりすると、意外と会社のことは忘れてしまうこともあるんです。もちろん、産休・育休中に仕事を休むことは当然ですが、不安な方は定期的にかかわりを持つといいですね。

 後編では産休入りするときや出産したとき、育休から復帰したときの報告の仕方を藤井さんに教えてもらいました。

取材・文/齋藤有美(日経xwoman doors) 写真/PIXTA

後編「産休・育休 職場に迷惑が掛かる報告&余計な一言」では、次のストーリーを展開

■産休に入るときのメール
■産休に入るタイミングで送るべきメール
■産休入り時にお菓子は必要?
■出産したら上司にいつ報告する?
■出産後の報告メール例はこれ!
■不安を減らすために言っておきたいこと
■保育園の入園が決まってからの報告では遅い?
■育休から復帰時の報告の仕方
■両立が不安ならこれを書いて!
■管理職女性の両立の秘訣