「20~30代のdoors世代は、キャリアを学ぶ絶好のチャンス!」というのは、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔さん、通称「タナケン先生」。自ら実践するプロティアンキャリアの思考習慣を熱血アドバイス。読むだけでキャリアが広がる、アクションを起こしたくなる、元気がわいてくるdoorsアカデミー、開講です! 動くタナケン先生にもご注目を!
日経doorsアカデミー 田中研之輔のプチ・プロティアンのすすめ
日経doorsアカデミー 田中研之輔のプチ・プロティアンのすすめ
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10副業で考える損益分岐点 ぶっちゃけ「お金の話」
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11「キャリア形成には正解があった」意外な専門性の誤解
皆さん、こんにちは! 2021年がやってきました。2020年はコロナショックによるリモートワークが進み、働き方のDX(デジタル・トランスフォーメーション)が一気に加速する1年になりました。
ここからさらに発展して、今年加速するのはズバリ、「CX」。僕が最近、頻繁に使っている造語ですが、「キャリア・トランスフォーメーション(=Career Transformation)」が本格化することは間違いありません。
キャリアを組織任せにせず、個人が自分の生産性と幸福感を最大化するキャリア形成力が問われる時代へ。この連載では、読んですぐ効くプチプロメソッドを惜しみなく紹介していきますよ!(「プチプロ」のおさらいはこちらから→「自己分析は不要! いつでも変われる自分になる方法」)
ということで、早速行きましょう。
今日お話ししたいのは「副業」についてです。副業解禁を発表する企業が増え、個人が特技を生かして稼げるスキルシェアマーケットも広がって、全世代が副業を始めやすい時代になっています。
しかし、あえて僕は伝えたい。副業は、あくまで副業。本業という「軸」を見失わないことが重要です。