「20~30代のdoors世代は、キャリアを学ぶ絶好のチャンス!」というのは、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔さん、通称「タナケン先生」。自ら実践するプロティアンキャリアの思考習慣を熱血アドバイス。読むだけでキャリアが広がる、アクションを起こしたくなる、元気がわいてくるdoorsアカデミー、開講です! 動くタナケン先生にもご注目を!

日経doorsアカデミー 田中研之輔のプチ・プロティアンのすすめ

 皆さん、こんにちは! Spring has come! 春ですね。

 春といえば花。皆さんのキャリアの花も盛大に咲かせましょう。僕がとことん支援します。

 キャリアの花。これが決して飛躍した比喩でないことは、この連載をよく読んでくださっている方なら気づいていただけたことでしょう。

 これからのキャリア開発で重要なのは、本業という幹をしっかり育てながら、枝葉を幅広く伸ばしていくという構えです。

 枝葉が育てば、その先に花が咲く。花はいきなり咲くのではなく、日光を浴びて育った枝葉があって咲くのです。花が咲くのは40代、50代になってからかもしれませんが、それまでに幹と枝葉が育っていることが大前提。しかも、キャリア開発の木の場合は、他の木からの移植はできないので、自分で育てる意識が超重要です。

 この「キャリアの木を育てるイメージ」を、ぜひ皆さんの脳内にハッキリと浮かべてほしいのです。そして何度も思い出して、定着させてください。

タナケン先生の新発見「キャリア開発に正解あり!」

 僕はキャリア研究の専門家として、長らく「キャリア開発に正解はない」と考えてきました。組織の育成計画に依存しない自律型キャリア(個人が自分自身の意志で自らの能力を開発し、主体的に方向性を見極めながら、活躍できるフィールドを発展させていくキャリア)においては、全員に当てはまる『型』は存在しないと考えていたのです。

 しかし、今ここに断言します。「キャリア開発に正解はあった!」のです。

法政大・タナケン先生 これから目指すのは「どんな専門性」?