「20~30代のdoors世代は、キャリアを学ぶ絶好のチャンス!」というのは、法政大学キャリアデザイン学部教授の田中研之輔さん、通称「タナケン先生」。自ら実践するプロティアンキャリアの思考習慣を熱血アドバイス。読むだけでキャリアが広がる、アクションを起こしたくなる、元気がわいてくるdoorsアカデミー、開講です! 動くタナケン先生にもご注目を!
日経doorsアカデミー 田中研之輔のプチ・プロティアンのすすめ
日経doorsアカデミー 田中研之輔のプチ・プロティアンのすすめ
皆さん、こんにちは! このアカデミーでは、どんな時代もしなやかに自分らしく働くプロティアン・キャリアへ近づくプチステップをお伝えしています。
今日ぜひ皆さんに持ち帰っていただきたいのは、2020年夏という今に絶対やるべき習慣のアップデート法です。
それは「キャリアデトックス」。
キャリアのデトックス? 聴き慣れない言葉だと思いますが、僕が独自に提案したい要注目キーワードです。どういうことなのか、説明しましょう。
新型コロナウイルスの影響で、働き方が激変したのが2020年上期の歴史的ニュース。大袈裟ではなく、これほどの変化は100年に一度起きるか起きないかというレベルです。程度の違いはあれど、初めて在宅ワークを経験したという読者の方も多いのではないでしょうか。
ワークスタイルが大きく変わるタイミングでやるべきこと。それは、「思考のアップデート」です。
思考をアップデートするなら今しかない
環境が激変する中で、これからの自分が始めるべきこと、そして捨てるべきことを見極めて、新しい環境に最適化していく。鮮やかな変化を遂げるプロセスの真っ只中に、僕もあなたもいるのです。
在宅ワークに慣れるのに必死で、この半年間、自分の身に何が起きていたのかを客観視できていなかった人も少なくないようです。ここ、次ページから詳しく解説したいと思います。