日経doorsアカデミー「プチ・プロティアンキャリアのすすめ」で大人気のタナケン先生こと田中研之輔先生をお迎えし、9月24日にオンライン講座を開催! キャリアに悩む読者約60人が参加し、双方向型の白熱授業では、最後に参加者それぞれがキャリアの黒字化宣言を行い、交流を深めました。実は、受講後のリクエストが多く、3月には第2弾が開催決定しました!(詳細は今後、このアカデミー連載の中でお知らせします)今回は、先日行われたオンライン講座の一部をお届けします。最後のページでは、セミナー動画も視聴できます。都合が悪く参加できなかった人、参加したけどおさらいしたい人はぜひ、動画も合わせて学びを深めてくださいね。

講座の最後に、みんなで黒字化宣言! オンラインセミナーは大盛り上がりでした!
講座の最後に、みんなで黒字化宣言! オンラインセミナーは大盛り上がりでした!

(上)組織はもうキャリアを黒字化してくれない ←今回はこちら
(下)組織に頼らずキャリアの黒字化 A4・1枚の戦略


 皆さん、こんばんは! タナケンこと田中研之輔です。いつも読んでくださっている読者の皆さんとこうして双方向につながる機会を得ることをとても楽しみにしていました。今日は、日経doorsの連載記事の中で最も人気の高かったキーワード「黒字化するキャリア」をテーマに、その戦略の立て方についての理論を学び、皆さんとワークをしながら黒字化アクションに落とし込んでいきたいと思っています。

 早速、本題に入りますが、キャリアを黒字化させるメソッドの一つが、僕がいつも皆さんにお伝えしている「プロティアン」です。

プロティアンはキャリア黒字化のメソッド

 プロティアンの語源は、ギリシャ神話に出てくる変幻自在に姿を変える神・プロテウス。つまり、プロティアンキャリアとは、社会変化に応じて、主体的に形成することができるキャリアのこと。今、最新のキャリア理論として注目されています。

 (プロティアンキャリアの基本についてもっと詳しく知りたい人は、第1回の記事「自己分析は不要! いつでも変われる自分になる方法」を読んで!)

 黒字化するキャリアというのは、自らオーナーシップをとり、無限のドアを開けていく(まさに日経doorsのコンセプトと同じ!)キャリアのことなのです。

 さて、皆さん、キャリアを黒字化したいからこそ、この講座を受けてくれていると思うのですが、まず初めに、イメージしてみてください。キャリアの赤字状態ってどういう状態だと思いますか?