日経doorsアカデミー「プチ・プロティアンキャリアのすすめ」で大人気のタナケン先生こと田中研之輔先生をお迎えし、9月24日にオンライン講座を開催! キャリアに悩む読者約60人が参加し、双方向型の白熱授業では、講座最後に参加者それぞれがキャリアの黒字化宣言を行い、交流を深めました。実は、受講後のリクエストが多く、3月には第二弾が開催決定です!(詳細は今後、この連載の中でお知らせします)今回は、先日行われたオンライン講座の一部をお届けします(最後のページにはセミナー動画も!)

(上)組織はもうキャリアを黒字化してくれない
(下)組織に頼らずキャリアの黒字化 A4・1枚の戦略 ←今回はこちら

タナケン先生のウェブセミナーの後編です。このA4、1枚に何を書けば黒字化できるのか、具体的に解説します
タナケン先生のウェブセミナーの後編です。このA4、1枚に何を書けば黒字化できるのか、具体的に解説します

 キャリアの黒字化にも、セオリーがあります。(前回記事の)赤字キャリアの5原則の逆張りで考えます。

キャリアを黒字化させる5原則

<キャリアを黒字化させる5原則>


1)複数収入 → 収入増      (兼業・副業 etc)
2)転職収入 → 収入増      (成長市場の選択)
3)キャリア資本形成→ キャリア蓄積(キャリア成長)
4)キャリア資本形成→ キャリア計画 (計画的就労)
5)キャリア資本形成→ キャリア投資 (継続的学習)

 まず、副収入を得ることができれば、単純に収入が増えて黒字化しますよね。場所を選ばずいつでもどこでも働けるようになった今、副業ニーズがとても高まっています。副業が可能な組織にいる人は、ぜひ試してみてほしいと、皆さんにおススメしています。

 もし、副業がNGの企業にいる人は、黒字化を考える時、転職も一つの選択肢です。副業ができる企業にうつったり、コロナ禍の中でも成長している市場を狙ったり、今より1.2倍くらいの目安で収入増を見込める仕事を探したりするのもいいでしょう。

 ただ・・・・・・この2つは、残念ながら、組織を変えないと実現できないことでもあるんです。中には、そう簡単に、決断・実践できないという人だって、いるでしょう。