幸せな結婚ができる自分になるためのステップとして、第3回「自分で心の水を満たす3つのステップ」では自分を自己愛で満たして、誰に何と言われようと平気な自分になるための方法を聞きました。第4回のテーマは、相手と心地良い関係を作るための「愛され上手な質問力」です。相手に「もっと話したい」「この人だったら、大事にしなきゃいけない」と思わせることができる質問力を水嶋さんに教えてもらいました。

愛され上手になるために必要な傾聴スキル5つ

 幸せな結婚をするために、気になる相手と会話で盛り上がったり、お付き合いしている男性との信頼関係を築いたりしたいですよね。ただ、男女の脳の違いからくるコミュニケーションスタイルの違いを知っておかないと、会話が嚙み合わなかったり、相手に心地よく感じてもらえなかったりすることがあります

 ここで前提としてお伝えしておきたいのが、男性でも女脳の割合が強い人もいれば、女性で男脳の割合が強い人もいて、男性は男脳、女性は女脳であるとは一概に言えません。ただ、婚活の場で、パートナー候補とうまく会話が嚙み合わないという方に共通する代表的なギャップとその対処法を紹介しますので、参考にしてください。

 そもそも、女性脳のほうは目的などない雑談でも相手の話に共感したり、その時思いついたことを感覚的に話すだけで、会話そのものを楽しめたりする傾向にあります。ですが、男性脳の男性はディベートなどのように、目的を定めた会話は楽しめますが、会話の到達点が何か分からない、目的のない雑談は楽しめない傾向にあります。そのため、女性の意図や目的が読めない質問には、「そんなこと聞いてどうしたいのだろう」とつい考えてしまい会話に集中できません

 これではなかなか相手との関係は深まりませんよね。

 そこでまずは相手を質問攻めしてしまう前に、相手の不信感や警戒心を解き、もっと話したいと思わせるための「傾聴スキル」について説明します。

 傾聴スキルとは「相手の話にしっかり耳を傾け、相手に話しやすい、理解してもらえた」と感じさせる心理スキルです。この聴き方を養わずに、相手に質問してばかりだと、尋問されているように感じさせてしまうこともあります。ではここから、相手の心を開き心地よくさせる5つの傾聴スキルを具体的にご紹介します。

愛され上手な傾聴スキルと質問力は次ページから詳しくお伝えします
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