「あと10分だけ…」「明日でいいか…」とダラダラして、大切なことほどつい先延ばし。「すぐやる人」になるにはどうしたらいいのでしょうか? オリンピック出場選手やトップモデルをはじめ、これまで1万5000人以上の目標実現をサポートしてきたメンタルコーチの大平信孝さんに話を伺います。「やる気がなくても、意志が弱くても大丈夫」というメソッドに注目です。

もうダラダラしない テキパキ動ける人になる方法

やる気はやらないと出てこない!

やる気が出ない…
さくらさん(仮名)27歳、営業事務

 なんとなく、仕事にやる気が起きません。どうしたらいいのでしょうか。

 ずばり、「やる気」は自然に出てくるものではありません。「やる気がある→行動する」と考えている人が多いですが、これは逆なんです。実は、やる気を出すにはまず「行動」。「行動する→やる気が出る」という順番なので、スイッチを入れるためには、とにかく「やる」しかありません

 これは、「ドーパミン」という脳内物質が関係しています。ドーパミンはやる気や幸福感をもたらしてくれるもので、私たちが何か行動を起こしている時に分泌されることが分かっています。

「やる気は待っていても降ってきません。動いた後に出てくるものです」
「やる気は待っていても降ってきません。動いた後に出てくるものです」

 ランニングでもなんでも、「始めるまであんなに面倒だったのに、いざやってみると気分が良い」という経験はありませんか? これがドーパミンの働きです。まずは、「やる気は動いた後に出てくるもの」と知っておきましょう。

 とはいえ、動き出すのにはパワーが必要です。そこで、ぜひ試してほしいオススメな方法を紹介します。