日中の生産性を高めるためには、「睡眠」と「時間」の管理が必要不可欠。そしてこれらをうまく管理するためには、「脳」の仕組みと「体」に備わっているリズムを知り、社会生活のリズムと掛け合わせることが大切です。この連載では、作業療法士の菅原洋平さんが、精神論や根性論なしで睡眠と時間管理の技術を教えてくれます。

doorsアカデミー 根性はいらない 「睡眠×時間管理」の技術

 こんにちは、作業療法士の菅原洋平です。第1回「睡眠の新常識『8時間睡眠&ストレスで眠れない』の誤解」では、睡眠に対する誤解を解き、睡眠リズムをつくるために押さえておきたいルールを解説しました。今回は、睡眠のリズムをつくるための具体的な方法をお伝えします。

睡眠に関係する3つの「生体リズム」

 日中のパフォーマンスを最大化するためには、「睡眠リズム」を整えることが大切です。睡眠リズムは1日周期でリズムを刻む「体内時計」の影響を受けるので、まずは体内時計が正しく働くようにしなければなりません。

 そして体内時計の規則性をつくるためには、人間の体に本来備わっている「生体リズム」を整える必要があります。

 睡眠に関係する生体リズムは、「メラトニンリズム」「睡眠-覚醒リズム」「深部体温リズム」の3つ。これら3つの生体リズムを普段の生活の中で整え、「よく眠れる体」にしていくためのルールが、「4-6-11」の法則です。

 では、具体的に何をすればいいのか。やるべきことはシンプルなので、後述する方法をぜひ試してみましょう。

「4-6-11」の法則とは? 各法則を詳しく解説していきます
「4-6-11」の法則とは? 各法則を詳しく解説していきます