日中の生産性を高めるためには、「睡眠」と「時間」の管理が必要不可欠。そしてこれらをうまく管理するためには、「脳」の仕組みと「体」に備わっているリズムを知り、社会生活のリズムと掛け合わせることが大切です。この連載では、作業療法士の菅原洋平さんが、精神論や根性論なしで睡眠と時間管理の技術を教えてくれます。

doorsアカデミー 根性はいらない 「睡眠×時間管理」の技術

こんにちは、作業療法士の菅原洋平です。前回までは「睡眠」についてお伝えしてきましたが、今回からは脳の仕組みを生かした時間管理の技術を解説します。

脳には最適な作業スケジュールがある

 私たちの気分やテンションは、脳と体に本来備わっている「生体リズム」に応じて変化しています。そして生体リズムに従って、1時間単位で発揮される能力も変わります

 言い換えると、私たちの脳と体には、あらかじめ各種の力を最も発揮しやすい時間帯が決められていて、「この時間帯に、この仕事をすればスピードも質も上がる」という時間の使い方があるのです。

 「仕事の質や効率を高めたい」という人は、脳と体に備わっているリズムを知り、それに自分の予定を合わせてみましょう。一生懸命やっているのに思うような結果が出せない人は、努力や才能、考え方が問題だったのではなく、作業を行う時間帯が問題である可能性があります。

 同じ作業であっても実施する時間を変え、脳と体の仕組みに合わせたスケジュールを組むだけでも、仕事の効率や完成度は高まります。今回は、それぞれの時間帯に適した作業を紹介していきます。

脳と体の仕組みに合わせたスケジュールを組んで、仕事のパフォーマンスをアップさせましょう
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脳のエネルギーを消耗させるNG行為についても解説します
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