日中の生産性を高めるためには、「睡眠」と「時間」の管理が必要不可欠。そしてこれらをうまく管理するためには、「脳」の仕組みと「体」に備わっているリズムを知り、社会生活のリズムと掛け合わせることが大切です。この連載では、作業療法士の菅原洋平さんが、精神論や根性論なしで睡眠と時間管理の技術を教えてくれます。

doorsアカデミー 根性はいらない 「睡眠×時間管理」の技術

こんにちは、作業療法士の菅原洋平です。やらなければいけないと分かっていても、「すぐに取りかかれない」「つい先延ばしをしてしまう」という悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。今回は、脳の仕組みをうまく使って「すぐやる人」になる方法を解説します。

先延ばしを防いで仕事も勉強も「すぐやる人」になる方法は?
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「先延ばし」をすると脳内では痛みを感じる

 やるべきことを先延ばしした結果、「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と考えているときの脳内では、痛みを感じる部位が働いています。そして先延ばししていた課題に手を着けると、痛みを感じる部位の活動は低下します。

 つまり、「先延ばしをしてツライ・苦しい」と感じるのは、単なる比喩表現というわけではありません。実際に脳内では痛みを感じ、ダメージを受けているのです。

 本来、「先延ばし」という行為自体には良いも悪いもありませんが、先延ばしが原因で脳内に痛みが生じ、自分自身が苦しい思いをしているのであれば、それを回避するための方法を知っておく必要があります。

 では、どうすれば先延ばしを回避できるのでしょうか。今回と次回の2回に分けて解説していきます。

先延ばしを回避して「すぐやる人」になる方法を解説します
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