毎年「働きがいのある会社」ランキングを発表するGPTWジャパン。代表・荒川陽子さんに、チームリーダーとメンバー双方の目線から、withコロナ時代に働きがいを高める方法を教えてもらった。

テレワーク経験者の次なる課題は「集中力」「企画・発想力」「健康管理」

GPTWジャパン代表の荒川陽子さん
GPTWジャパン代表の荒川陽子さん

 2020年6月10~ 11日、20~59歳の男女正社員624人を対象にGPTWジャパンが行ったアンケートによると、テレワーク開始前に回答者が不安に思っていた要素は「社内外とのコミュニケーション」「仕事を行う環境や設備」「集中力」だった。

 実際にテレワークを経験してこれらがどう解消されたかについて、GPTWジャパン代表の荒川陽子さんはこう話す。

 「『社内外とのコミュニケーション』や『仕事を行う環境や設備』などに関する不安は解消されましたが、『集中力』『企画・発想力』『健康管理』といった面での不安は解消されていません」

 特に、荒川さんが注目するのは、仕事において欠かせない「集中力」の底上げだ。