1人暮らしの食卓の味方といえば「鍋」。冷蔵庫にある食材を適当に放り込んで煮込むだけで、おいしくて栄養バランスのとれた料理が完成します。毎日食べても飽きない、味もシメも異なる1週間ぶんの「ひとり鍋レシピ」を紹介します。

 今年は新年会などで鍋を囲む機会も激減し、例年以上に鍋料理が恋しくなっている人もいるのでは? 鍋料理は肉や魚介類などのたんぱく質と加熱した野菜をたっぷり食べられるから、手間をかけずに栄養がとれる便利な一品。最後にうどんやご飯などを煮込めば腹持ちもよく、満足感が得られる点でもおススメです。

簡単にすぐできる1人用鍋はダイエット効果や免疫力アップも期待できる!
簡単にすぐできる1人用鍋はダイエット効果や免疫力アップも期待できる!

 友達と自宅で「鍋パーティー」をするときも、ひとり鍋にすればそれぞれが好みの味や食材を楽しめます。コロナ禍では鍋パーティーで大鍋をつつくのは不安……。という人も、ひとり鍋にすれば安心して楽しめますね。1人用の土鍋がないときは、もちろん普通の鍋で代用可能。ふたか落としぶた(アルミホイルなどでも)をして、具材全体に均一に火を通すとおいしく仕上がります

 最近は便利な「鍋の素」も人気ですが、同じ味が続くとあきてしまうことがあるでしょう。その点、自宅にある調味料やトマトジュースなどで作れば、味のバリエーションを楽しめます。また、「シメ」も鍋の醍醐味の1つなので、和・洋・中それぞれの鍋に合わせて、いろいろなシメを楽しんでみてください。冷蔵庫の残り野菜を使い切れるうえに、作っている間も食べているときも体がポカポカ温まる「ひとり鍋」。ぜひいろいろな味付けを試して、厳しい冬の寒さを乗り切りましょう!

●7日間「ひとり鍋」メニュー
・チーズ鍋→シメ:パスタ
・寄せ鍋→シメ:餅
・ミルフィーユ鍋→シメ:オートミール
・鶏だし鍋→シメ:中華麺
・すき焼き鍋→シメ:きしめん
・トマト鍋→シメ:ご飯(リゾット)
・トッポギ鍋
☆調理のコツ
・土鍋に調味料を入れてから具材を入れ、ふたをして煮込む。吹きこぼれに注意!
・水分が足りなくなったら適宜、水を追加する
・食べ終わったら残った汁にシメの食材を入れて加熱して仕上げる