次は運動

Step2

運動量が激減した人は
週に2回ウオーキングから

 普段の「動かせる体」を取り戻すためにウオーキングか、踏み台昇降を。踏み台はお風呂の椅子や階段を使ってもいい。

 「週2回、最低15分ずつくらいは行いたい」(石本さん)。

ウオーキング・踏み台昇降

ウオーキング
ウオーキング
踏み台昇降
踏み台昇降

 ウオーキングは、なるべく早歩きで。これから暑くなる時期、外を歩きたくないという人も多いだろう。その場合は、自宅で踏み台昇降を。

ゆる糖質オフ OR 断続的ファスティング

 「運動量は減ったのに、身体を動かすエネルギーとなる糖質をとりすぎている場合が多い。そんな人は間食や夕食の糖質を減らして」と石本さん。

 糖質オフがつらい場合は、食事時間を12時間に限定してみよう。実際は、食べる時間が12時間におさめられていない人が多いようだ。夜が遅い人は朝食を遅くすればいいが、夕食があまり遅いと体内時計をずらしてしまうので、ほどほどに。


Step3

早歩きが慣れてきたら筋トレを加え、
たんぱく質をしっかり

筋肉が適度についたボディを目指すなら、
筋トレは欠かせない。
腕立てはひざをついて行ってもかまわない。

腕立て

スクワット

 「最低限スクワットと腕立ては行いたいところ。ただ、お尻をかっこよく上げたいなら、単なるスクワットより片足で行うブルガリアンスクワットを選んで。いずれも、一度休止を挟み、複数セットを。できれば、翌日筋肉痛が起きるくらい、追い込みたい」と石本さん。

たんぱく質しっかり

筋肉を育てるなら、たんぱく質を意識して。石本さんのイチオシはサバ缶だ。

石本哲郎さん
女性専門パーソナルジム「リメイク」代表
石本哲郎さん のべ1万人以上の女性のボディメイクを成功に導く。自ら25回、わざと太ってやせを繰り返し、指導の幅を広げる。YouTube、Twitterも大人気。著書『根性なしでも10kgヤセたい!!』が好評。
平田雄士さん
パーソナルトレーナー
平田雄士さん アリゾナ州立大学運動科学科で運動生理学を学ぶ。東京アメリカンクラブなどでトレーニングやダイエット指導。ダイエットの考え方を図解したInstagramが注目を浴びる。著書に『見るだけダイエット図鑑』。
調査概要
2020年5月26日~6月17日の23日間、日経ヘルスの読者804人を対象にウェブ上で調査。

取材・文/白澤淳子(日経ヘルス編集部)  写真/稲垣純也  スタイリング/中野あずさ(biswa.)  モデル/MIKA  ヘア&メイク/依田陽子

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