刻々と変わる状況の中、出勤する日が多くなったり残業時間が増えたりした人もいるでしょう。疲れているうえに家にいる時間が減ると、自炊する元気もなくなりますね。そこで、前編に続いて今回もほったらかしでできちゃう、鶏むね肉の簡単レシピ&アレンジをご紹介します。夕食に食べた残りをアレンジしてお弁当にすれば、翌日のランチ代も節約できますよ!

前編 1食100円&自粛太り解消! ほったらかしレシピ
後編 1食100円&ほったらかし 絶品鶏ハムレシピ ←今回はここ

 100g60円前後で買える鶏むね肉は、安いけれどパサパサしたイメージもあるでしょう。鶏むね肉をおいしく食べるには、低温でじっくり加熱するのがポイント。前夜から耐熱ポリ袋で漬けこんでおけば、仕事から帰って疲れていてもそのまま鍋で加熱・湯せんするだけで完成。むしろ、手をかけずに放っておくほうがおいしく仕上がる神レシピです。

 鶏むね肉は低糖質だからダイエット中の人にもおすすめ。また、鶏むね肉に含まれるたんぱく質には筋肉合成を促す効果があるから、運動不足解消のためにジョギングやウオーキング、部屋で筋トレなどをやったあとに食べてもいいですね!


■前編 鶏むね肉の下処理とレモン風味サラダチキンのレシピはこちら1食100円&自粛太り解消! ほったらかしレシピ

ご飯のお供にもなる

(2)和風鶏ハム

 甘じょっぱいたれに漬けこみ、味がしっかりしみこんだ鶏ハムは、ご飯のお供にぴったり! 一緒に野菜をゆでれば彩りもよく、栄養バランスもばっちりです。残った鶏ハムとタレは、レンジだけでできる親子丼にアレンジします。

<材料>
鶏むね肉……1枚(300gくらい)
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ1
酒……大さじ1
砂糖……小さじ1
好みの野菜(ブロッコリーやさつまいもなど短時間でゆでられるもの)

<作り方>
(1)耐熱性のポリ袋に下処理した鶏むね肉と調味料を入れてもみこみ、10分以上置く(前日から漬けこんでもOK)。

(2)大きい鍋に湯をたっぷり沸かし、鍋底に耐熱皿を敷いて肉と野菜を入れる。

(3)弱火で2分加熱し、火を止めて15分置く。

(4)袋から肉を取り出し、食べやすい大きさに切り、ゆで野菜と一緒にいただく。半分は袋に戻して冷蔵庫で保存する。

ワンポイントアドバイス
・鶏肉は酒に漬けこむと柔らかくなる。
・鶏ハムは5mm程度に薄く切ると、よりパサつきが抑えられておいしく食べられる。斜めにそぎ切りにすると断面積が大きくなり、見た目もボリューミー!
・残った半分は翌日、親子丼にアレンジ。