メインメニューに…パン・ド・ヴィアンド

材料〈2~3人分〉
合びき肉…500g
玉ねぎ…1個
牛乳…1/2カップ(100ml)
食パン(6枚切り)…1枚
卵…1個
塩…小さじ1/2
黒こしょう…適量

A
トマトケチャップ…大さじ2
マヨネーズ…大さじ1
中濃ソース…大さじ2

作り方

(1)玉ねぎはみじん切りにしてラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱した後、冷ましておく。Aは小さな容器に合わせておく

(2)ボウルに牛乳、溶いた卵を入れて混ぜ、そこに食パンをちぎって入れる。食パンが牛乳と卵でふやけるように、手でしっかりと混ぜ合わせる。

(3)(2)に、ひき肉との玉ねぎを入れ、塩・こしょうをしたら、粘りが出るまでしっかりとこねる。

(4)熱容器に、空気が入らないように押しながらを詰める。表面を平らにし、Aを混ぜたソースの半量を表面に塗る。

(5)200℃に予熱したオーブンで、30~40分ほど焼く。竹串を刺してみて、透明な肉汁が出てきたらOK。そこで一旦取り出し、残りのソースを塗ってから、さらに5分焼く。

サイドメニューに…カリカリポテト

材料〈2人分〉
じゃがいも…3個
にんにく(みじん切り)…1かけ分
パセリ(みじん切り)…小さじ1
塩…適量
サラダ油…適量

作り方

(1)じゃがいもは5mm幅の輪切りにする。

(2)水に1分ほどさらし、ペーパータオルで水気をしっかりと拭き取る。

(3)フライパンの底から0.5cmの深さのサラダ油を入れて弱火で熱し、のじゃがいもを入れて両面をこんがりとするまで揚げ焼きにする。

(4)仕上げに塩を振り、にんにくとパセリを加えて混ぜ合わせる。

志麻さんの家では、普段から大皿に盛り付けて取り分け。毎日がパーティーのような食卓です。
志麻さんの家では、普段から大皿に盛り付けて取り分け。毎日がパーティーのような食卓です。

取材・文/熊谷有真、岸本洋美 写真/柳原久子(water fish)

タサン 志麻(たさん・しま)
家政婦・料理家
大阪あべの・辻調理専門学校、同グループ・フランス校卒業。フランスの三ツ星レストランで修業後、日本の老舗フレンチレストランなどで約15年のキャリアを積む。2015年、フリーランスの家政婦として独立。フレンチの料理人として培ったプロの料理を、顧客のニーズに合わせて家庭料理として提供する、その家にある食材で3時間十数品を作るといった“スゴ腕"が評判となり、「予約の取れない伝説の家政婦」として注目される。2018年に『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)に初登場、年間最高視聴率を記録。現在は、雑誌やテレビなどのメディア出演のほか、料理イベント・セミナー講師、食品メーカーのレシピ開発など、多方面で活躍中。現在は東京で、フランス人の夫と2人の息子、愛猫と共に4人+2匹暮らし。近著に『志麻さん式 定番家族ごはん』(日経BP)