「人間関係の断捨離をしたら、気持ちが楽になった」と話す、たかまつななさん。本当に大事にしたいと思える友達の基準とは?

それは本当の友達か

 私はあるとき、「人間関係の断捨離」をした。するとどうだろう。気持ちがとても楽になった。周囲の人たちから人間関係にまつわる愚痴や、誰かの悪口を聞くたびに思う。みんな、断捨離すればいいのに。

「人間関係の断捨離」をしたら気持ちがラクになった
「人間関係の断捨離」をしたら気持ちがラクになった

 「友達の定義」はいろいろあると思うが、私が考える「友達」とは、尊敬していたり、大好きだったり、昔すごくお世話になったりした人。そういう人でなければ、基本的にあまり時間を使いたくないと考えている。嫌いな人と飲みに行ってお金を使うぐらいなら、家で大好きなバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」を見ていたい。

 仕事や趣味で忙しい日々を送る中、なぜ時間を割いてまでその人に会うかといえば、特別につながりたいという感情が湧き起こるからだと思う。

 「面倒だな」という顔をして会っても、相手にはばれてしまう。「あいつは付き合いが悪い」と悪口を言われることもあるだろう。それならば、行かなくて悪口を言われても同じこと。だから私は、「金銭の授受や見返りがなくても、無条件で一緒にいたいと思える人」をつくるべきだと考えている。