1.時代の流れをつかもう

⇒新聞社のLINE@を登録しよう

 世の中がこれから、どういう方向性に向かうのか。時代をつかむことは、生きる上でもビジネスでも大事。フェイクニュースにだまされないことも大事です。

 私が心がけているのは、「いかに短い時間で新聞記事を網羅的に知ることができるか」。全部のページは当然ながら読めませんので、新聞社のLINE@を登録し、毎朝主要なニュース項目の見出しが届くようにしています。

 また新聞のデジタル版を購読しているので、その項目もメールで届くように設定しています。その中で、各社がどんな報道をしているのかを見て、世の中の流れをつかんでいます。

 「マスゴミ」などと揶揄(やゆ)されることもありますが、新聞社の情報の正確性は素人の情報発信よりも高い。どこまで言えるか、この情報は本当なのか、かなり裏取りをしていると聞きます。

 「伝えるべきなのに忖度(そんたく)して伝えない」というマスコミの問題などがあるのは事実ですが、伝えられている内容が誤報であることは、0ではありませんがごくわずか。だから、新聞社の情報を比較することは効果的です。

2.違う価値観にも触れよう

⇒Twitterのフォロー先に一工夫を

 Twitterは、気が付けば「自分の好きな世界で埋め尽くされている」ことがあります。これはもったいない!

 私は政治が好きですが、あえてあまり関心がないファッションなども情報が入るよう、ファッションモデルをしている人をフォロー。そうすることで、「若い人にはやっていること」を知ることができます。

 政治的に正反対の価値観を持つ人もフォローして、さまざまな人の意見もタイムラインで見られるようにします。

 例えば、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが話題になったとき、「賛同する人」「反対する人」がいる中で、全くそれらに気を留めることのない「無関心の人」もたくさんいることが見えてきました。

 また、1000RTいったツイートを自動RTするアカウントなどをフォローすることで、「今何が話題なのか」ということを見逃さないようにしています。

 大事なのは、この情報の海の中で「自分が無関心な話題も耳に入るように活用する」ということ。興味のない話題にもある程度ついていけるようになり、違う価値観の人も受け入れられるようになります。