救急車で運ばれ、28歳の誕生日を病室で迎えたたかまつななさん。日々精力的に活動するたかまつさんが、今回の入院で気づいたこと、20代後半になってから気をつけていることは何なのでしょうか。

#7119 を携帯に登録して

 28歳の誕生日は、病室で迎えた。39度を超える高熱に襲われ、救急車を呼んだところ、即入院。結局10日ほど病院で過ごした。今回は、入院して気づいたこと、20代後半になってから気をつけていること、改めたことなどをお伝えしたい。

 2021年、私は救急車で2回運ばれている。1回目は、生理が終わった1週間後に大量の出血。さらに頭痛にも襲われた。初めは「月経不順かな?」と思い、産婦人科を予約。しかし、出血は止まらず頭痛は治まらずで、手持ちの鎮痛剤を飲んでよいか #7119(救急安心センター事業。救急車を呼んだほうがいいのかなどを相談できる)に電話で相談してみることに。

 すると応対した看護師さんは、「救急車を呼んだほうがいい」と一言。検査の結果は、排卵期出血(不正出血)だった。詳しく診てもらったところ経過観察となったが、中には子宮内膜症などが原因で出血することもあるようだ。素人判断ではダメだと痛感した。

 2回目は、つい先日の6月下旬のことだ。39度を超える高熱が続き、一向に下がる気配がない。不安になり、またしても#7119に電話。「救急車を呼んだほうがいい」と言われた。今回、病名は頸(けい)部リンパ節炎。さらに入院中に免疫力が下がり、別のウイルスに感染(尿路感染症が疑われる)もしていたそうだ。ただ、高熱の原因解明は難しいらしい。

 実は、2年ほど前にも#7119に電話をしている。このときは、盲腸で1カ月ほど入院した。そのときも「たかが腹痛で救急車を呼ぶなんて」と迷ったのだが、盲腸はひどくなると命を落としてしまう場合もある。

 私は今、一人暮らしをしている。読者の皆さんも一人暮らしの人は多いだろう。一人で倒れてしまうと、誰かに発見してもらったときには遅いこともある。だからこそ素人判断をせず、#7119に電話をして「薬を飲むべきか」「救急病院に行くべきか」「救急車を呼ぶべきか」を、相談してほしい

 ぜひ、携帯に#7119を登録しておこう私たちは「健康な体」があるから働けるし、幸せを感じられる。心も体もしっかり休まないと、無理がくるのだ。