新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今の収入に不安を覚え副業を考えた人もいると思います。今回は、NHKと自身の会社「笑下村塾」で働き続けたたかまつさんが、副業についてコツと落とし穴を教えてくれました。

皆さんごきげんよう、たかまつななです。

 私は、マルチタスクが得意な方だと思います。7月まで、NHKでフルタイムのディレクターとして働きながら、自身の会社である笑下村塾の取締役を務め、また芸人としても活動していました。

 大学生の時は、芸人として活動しながら教員免許を取得し、4年で卒業。大学院生の時も芸人を続けながら、慶応義塾大学と東京大学大学院情報学環教育部を ダブルスクール(同時に複数の学校に籍を置き、勉強すること)し、笑下村塾を起業しました。

 その笑下村塾ではサポートしてくれている社会人のスタッフが30人ほどいますが、皆さん副業です。つまり副業のスタッフを中心に会社を回していることになります。

 現在、政府は副業を推進していますが、実情は難しいです。私自身、うまくいかず「こうしておけばよかった」と後悔していることもたくさんあります。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、今の収入に不安を覚え「副業」を考えた人もいると思います。一体副業の何が難しいのか。副業する上で気をつけるべきことや、副業が向いている人といない人などを、今日はお伝えしていきたいと思います。

◆副業をする上で大切なこと/・本業で成果を出し、誰よりも努力する/◆副業をする上でしてはいけないこと/・本業の手を抜くこと/◆副業に向いている人/・締め切りを守る/・仕事のクオリティーを落とさない/・マルチタスクがこなせる/・いろんなコミュニティーを持ちたい/◆副業に向いていない人/・交渉できない/・手の抜き方を知らない