中学・高校は女子校育ち、大学時代は学業と芸人の仕事も両立し、自身の会社「笑下村塾」を立ち上げてからはさらに仕事一筋の毎日だった、たかまつななさん。そんな彼女はコロナ禍をきかっけに「婚活」を始めたんだそう。「自分は奥手だから婚活が苦手だなと思っている人にこそ読んでほしい」という、たかまつさん目線の婚活アプリ活用術を紹介します。

仕事一筋だった私が婚活を始めたワケ

 中学、高校の6年間は女子校生活。大学に入ってからは、芸人の仕事と学業で忙しい毎日。起業してからは、仕事一直線――。ずっと、男性には無縁の日々だった。

 初めてのデート体験は、日本テレビの番組、「行列のできる法律相談所」の、とある企画だった。番組では、「恋愛経験ゼロ」であることや、「処女」であることを面白がられた。あのときの私は、その反応を見て「面白くない恋愛はしないでおこう」「このキャラを守ろう」、そう真剣に考えていた。

 けれど今年のコロナ禍で、それまでの仕事一筋の考えがかなり変わった。コロナの影響で仕事が次々となくなり、「自分の存在価値」や「寂しさ」をいつも以上に感じ、家族の大切さをひしひしと感じるようになった

 そして27歳になった今、周囲がどんどん結婚をしていく中で焦りも生じてきた。女性芸人の先輩たちが、不妊治療で悩む話もよく聞く。「将来、子どもが欲しい」と考える私にとって、結婚は仕事を頑張る上で、どんどん優先順位が高くなっていった。

 白馬に乗った王子様を待つには、年齢的にしんどすぎる。だから私は、「婚活」を始めることにした。マッチングアプリの利用を開始し、今、私の人生は大きく前進しようとしている。「自分は奥手だから婚活は苦手だな……」「私、変わっているから合う人がいるかなあ」と悩む女性にこそ、ぜひ読んでいただきたい。

<たかまつ流 婚活アプリ活用術>○○には複数入る/プロフィルには、○○が分かるように、○○まで情報を書く/事前のやりとりを経て「○○」と思える人とだけ、実際に会う/思っている以上に話が合う人はいるので、奥手な人も始めてみては?