doors世代のリアルな在宅勤務生活に迫る本連載。今回は食品メーカー・キユーピーで働く入社7年目の野田朝子さん。週2~3回ペースで、オフィス出勤、在宅勤務を併用した働き方をしています。後編ではテレワークでの効率を上げる工夫と、忙しくても継続している腸活や運動習慣などの健康管理について詳しく聞きました。

(上)キユーピー20代営業職 対面・オンライン業務でメリハリ
(下)キユーピー営業職 仕事力上げる運動・食事のルーティン ←今回はここ

スマホのアラームで作業時間を管理

 営業職という仕事柄、自宅で1日仕事をするという働き方には当初戸惑いがありましたが、週2~3回在宅勤務の働き方が定着し、今では自分のペースがつかめるようになりました。

 自宅での内勤業務では、いつも以上に時間の区切りを意識しています。延々と一つの作業に時間をかけないように、「この資料は1時間で完成させる」などと決めて、スマホのアラームを設定。テレワークに慣れてくると、資料づくりなどの作業にとても集中できるということが分かりました。営業の仕事は商談場所までの移動時間も発生するのですが、テレワークの日は、片道1時間半の通勤時間に加えて、移動時間がなくなります。そのため、今までやりたくても後回しにしていた作業に、時間が割けるようになりました。また、営業活動で外出する日は残業デイになりがちでしたが、テレワークの日はほぼ定時に仕事を終わらせています。

 両親とのコミュニケーションも増えました。自宅が遠いこともあり、今までの帰宅は20時前後。そのため、平日は自宅に帰って寝るというスケジュールで、家族と夕食の時間を合わせることが難しい状況でした。今、テレワークの日は夜の時間にゆとりができ、家族一緒に食卓を囲むことができます。オフィス勤務とテレワークを組み合わせることで、仕事とプライベートの両立がしやすくなったように感じます。