オイシックス・ラ・大地で、ヴィーガンミールキットブランド「Purple Carrot(パープルキャロット)」のPR・マーケティングを担当する尾花美咲さん(28歳)。週2~3回のテレワークとオフィス勤務の併用で仕事を進めている。今年5月に部署異動し、8月には結婚。仕事を効率的に進める工夫とリフレッシュ法を聞いた。

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じっと悩む前に「即通話」の習慣

 PRやマーケティングの役割を担い、さまざまな部署と連携しながら進めることが求められているという尾花さん。今年5月に部署異動を経験し、分からないことも多い中、テレワーク中はこれまで以上に仕事の優先順位やすべきことを意識していく必要を感じているという。尾花さんが心掛けていることの一つが、チャットに頼り過ぎず、オンライン通話を上手に活用することだ。

 「テレワークを始めたばかりの頃は、分からないことがあるとじっと一人で悩み続けたり、同僚に説明するための文章を作っている間に時間が過ぎてしまったりすることがありました。でも、今は悩んだらすぐに、ハングアウトで相談に乗ってくれそうな人に声をかけて、オンライン通話の時間をもらうようにしています。先日ヴィーガンの新サービスを立ち上げたのですが、サイトのオープン3日前に十分な準備が整っていないことに気づきました。サービスを新しく作る仕事は未経験で、このピンチにどう対処したらいいのか分からずメンバーに相談したところ、すぐに頼れる人を紹介してもらい、無事サイトをオープンすることができました。仕事の効率に影響するので、悩む前に直接話すようにしていますね」

 オンライン通話をしたいときには、連絡を取りたい相手のカレンダーを見て時間が空いていそうなタイミングで声をかけるようにしているという。