8月1日、日経doorsは初のオフ会を開催しました。6月後半に展開した特集「いつ産む・どう働く」をベースに、これからキャリアを築いていくdoors世代が出産をいつ、どのように考えればいいのかを、医療専門家やdoorsアンバサダーを交えて意見交換。参加者同士もグループになってディスカッションし、盛り上がりました。

助産師さんとアンバサダー2人が加わって「いつ産む」問題を語り合いました

doors読者「今から出産を考えたい」

 長く働いてキャリアを積んでいこうとするdoorsの読者にとって、出産は「いつか考えればいいこと」ではない……。オフ会には、キャリアと出産について関心や意識の高い読者の皆さんに多数ご参加いただきました。

 前半のセッションでは、6月特集「いつ産む・どう働く」の記事「働きながらの妊娠、何が起こる? 助産師さんに聞く」に登場いただいた助産師の小笠原千恵さんが登壇。働く女性を取り巻く妊娠・出産事情について話していただきました。

 都内の女子高や男子校で性教育の授業もしている小笠原さん。よく聞かれる質問は、女子高生も働く女性もほぼ共通しているとのこと。「妊娠・出産は何歳まで可能?」「無痛分娩ってどうなの?」、そして「出産や育児ってどれくらいお金がかかるの?」。これがベスト3なのだそうです。

 現在、平日は会社員として勤務している小笠原さん。「会社という環境では、誰も妊娠や子育ての話をしないことに驚きました」。助産師だと分かると、こっそり妊娠や育児の相談をされることも多いとか。

 そんな小笠原さんが最近の働く女性について心配なのは、ネットなどの情報に左右される人が目立つことだそうです。

 「病院の医師に言われたことが信じられなくてネットで検索する人や、ネットに書いてあるから大丈夫と自己判断する人も。医師との信頼関係をつくるのは難しいかもしれませんが、心配なことがあればきちんと質問してほしい。働く女性にどう情報を伝えていくか、私たちにとっても課題だと思っています」

 そして、働く女性が将来の妊娠を考える上で大切なことを2つ挙げました。1つは、「今どう考えているかを、パートナーとちゃんと話し合うこと。ピルを飲んでいるなら、『避妊に加えて将来の出産も考えて飲んでいる』など、きちんと話しておく」

 もう1つは将来、産む時の選択肢を増やせるように自分の体を整えておくこと。「出産って本来はとても楽しい経験だと思います。未来と今はつながっているから、その時に自分が良いと思う選択ができるように、自分に対して今できることをしておいてほしいです」