プラチナの信頼感が、背中を押してくれる
プラチナ・ジュエリーをオンの場でつける機会は何度もあり、特別な印象を感じていたという宇賀さん。「特番で少しドレスアップした時や、きちんとした記者会見の場などでは、プラチナを身につけることが多かったです。重みも輝きもやっぱり違いますし、ジュエリーの中でもワンランク上のイメージがありますね。つけると背筋が伸びて“よし、頑張ろう!”と思えます」
このプラチナならではの輝きの理由は、純度にある。プラチナ・ジュエリーの多くは純度90%、最低でも85%以上でなければ認められず、18金の純度75%と比較してもその純度の高さは際立っている。そのピュアなカラーも、まじりけのなさゆえ。ゴールドに他の金属を混ぜて作り出すホワイトゴールドとは違って、内側から滲み出す本物の白い色だからこそ、輝きに深みと強さが生まれるのだ。「身につけるとしっかり重みが伝わる」と宇賀さんが感じるのも、プラチナの純度の高さの証だ。
また、特別なシーンだけでなく、デイリーに使えるのもプラチナ・ジュエリーの魅力。プラチナはとても安定した貴金属なので変質・変色する心配がなく、汗にも強いため、気兼ねなく日常的に身につけられる。宇賀さんが「何にでも合わせやすい」と言うように、カジュアルな服装をクラスアップし、オンのシーンではより信頼感を後押ししてくれる存在だ。
求められるものと自分がミックスされた今が、ベストなバランス
フリーランスになって以降、オンオフの線引きがなくなってきたという宇賀さん。それは、洋服やアクセサリー選びにも当てはまっている。もともとプライベートでは鮮やかな色や、柄物の洋服が好き。アクセサリーもゴールド派でボリューム感のあるものが好きだったため、ショッピングに行っても「これは仕事用かな」と考えて購入していたが、変化が生まれてきているという。
「今は、仕事で求められている服と自分の好みがミックスされてきて、オンの時も理想的なお嫁さん像を意識しなくてもよくなり、逆にオフの時もそれほど派手な色や柄を選ばなくなりました。その日の気分やお会いする相手によって、決められるようになりましたね。揺れるようなイヤリングも、今までならオンタイムには選ばなかったかもしれませんが、プラチナなら安心して使えそうだなと思います」
本物だからこそ、自由にデザインを選べるのが素敵だと笑う宇賀さん。すっと背筋を伸ばしたその姿には気負いがなく、しなやかだ。プラチナのように内側から輝く笑顔を見せる彼女が、今後どのようなキャリアを描いていくのか、目が離せない。
doors世代のオンタイムファッションをワンランクアップさせてくれるプラチナ・ジュエリー。本物だけが持つ、さりげないながらも確かな存在感は、身につける人に信頼感や知的さを演出してくれるはずだ。
(左から)太陽をモチーフにしたプラチナ・ピアス。3連リングの立体感がダイヤモンドの美しさを引き立てる。ベルブランシュ/530,000円。
ウィスプのプラチナ・ペンダントは、「相手の気持ちと自分の気持ちを結び付けたい」という思いから、リボンをモチーフにしたもの(上/50,000円)や、ダイヤモンドを包み込むフォルムでプラチナの光沢を引き出してくれるもの(下/85,000円)など、シンプルながらも上品さが光る。
同じくウィスプのプラチナ・リング(120,000円)は、プラチナの流れるようなデザインの中に上質なダイヤモンドをあしらって、女性らしくさりげない輝きを手元にプラス。
ベルブランシュのプラチナ・ピアス(291,000円)は、フランス語で「ハートの雪」を意味する「クードゥネージ」と名づけられたもの。繊細な美しさが耳元を美しく彩ってくれる。
マザー・プラチナのプラチナ・ピアス(60,000円)は、すらりと垂れたサイズの異なるプラチナ・ボールが、顔周りを華やかに演出。存在感がありながらも知的な印象に。
プラチナ入門におすすめなのが、ブレスレットだ。ラ・ソマのプラチナ・ブレスレット(210,000円)は開運招福のご祈祷をされており、ご利益を閉じ込めるように蹄鉄の開口部を閉じたデザインが魅力的。
いずれも、本物ならではの確かな存在感が自信と満足感を与えてくれるはず。プラチナ・ジュエリーとともに、自分らしいステージを切り開いていこう。
取材・文/宇野安紀子 写真/木内和美 スタイリング/平野彩 ヘアメイク/みち子(SUNVALLEY) 衣装協力/N.O.R.C 03-3669-5205 構成/横濱啓子(remix-inc.)