全員に好かれるのは無理だから、演じない

 「色んな人が見ているからこそ、全員に好かれるのは無理なんですよね。小学生から80代の方まで、男性も女性も見ているわけですから、良い印象を持つ人もいれば、悪い印象を持つ人もいる。だからこそ、後悔しないためにも、嘘をついたり演じたりしないように心がけています」
 
 宇賀さんのそのスタンスは身近にいる相手に対しても変わらない。「よく、上司に好かれるには?とか後輩に慕われるには?という質問をインタビューで受けるのですが、考えたこともないですね」ときっぱり言い切る。

繊細なニュアンスを持つプラチナ・イヤリング(ラ・ソマ/220,000円)が揺れるたび、顔周りに清潔感ある華やかさを添えてくれる。<br>■<a href="http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=397667" target="_blank"><b>イヤリングの詳細はこちら</b></a>
繊細なニュアンスを持つプラチナ・イヤリング(ラ・ソマ/220,000円)が揺れるたび、顔周りに清潔感ある華やかさを添えてくれる。
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 「基本的に失礼はないようにとは思いますが、相手によって態度を変えることはないですね。親しい身内だからないがしろにしていいとも思わないですし、初めて会う方だから緊張するということもないですし、男性女性も関係なく、本当に人としてしか見ていません。年上でも尊敬できない人もいれば、年下でも尊敬できる人もいる。年齢や立場で変えることはないですね」

 オンとオフどんな時でも、誰といても変わらず、いつも自分らしくある。そんな姿が周りの人たちから、またメディアを通じて見ている人たちからも信頼感を得るのだろう。

一生過ごす相手との信頼の証に選んだプラチナ

 そんな宇賀さんが、プライベートで大切なプラチナ・ジュエリーと出合う事になったのは2年前のこと。夫の結婚指輪だ。「もともと結婚願望がなくて、まさか自分が結婚することになるなんて、とびっくりしているんです」と笑う。

 「夫は学生時代からの友人なので、知り合ってからは長くて、一番の親友と言える人です。だからこそ結婚する必要性がわからなくて、事実婚でもいいし、一緒にいるだけでいい。なんで今結婚する必要があるんだろう?と思っていました。けれど、彼が熱心に説得してくれて、「ただ自由な形で二人でいるのと、制約がある上の自由は違うよ」と。覚悟を決めて一緒になることで、責任も生まれましたし、今はあのタイミングで結婚してよかったなと思います」

 結婚指輪は2人でショップに見に行き、「絶対にこれにしてほしい」と宇賀さんがリクエストしたもの。プラチナならではの輝きとピュアなカラー、そして重厚感が決め手だった。

 「指にはめた時の存在感が、圧倒的に素敵でした。サイズがなかったので海外から取り寄せてもらったほど。夫もそれまで指輪をしたことがなかったのですが、これならつけたいと気に入ってくれました。品質も変わらないプラチナは、信頼の証。一生身につけるものだからこそ、どうしても上質なプラチナにしてほしかったんです」

 プラチナは実際に身につけてみるとほど良い重みがあり、選ばれ続ける理由がよく理解できる。際立って高純度であること、混じりけのない天然の色だからこそ、変質・変色の心配のない美しい純白をいつまでも保つことができること、あらゆるシーンにマッチし、しっくりと身になじむこと……宇賀さんが「信頼の証」として選んだのも、こうしたプラチナならではの優れた特性ゆえだろう。

 最初は慣れなかった結婚指輪も、今やないと落ち着かない、お守りのような存在になったという宇賀さん。フリーランスになる決断を行動に移せたのも、夫という味方がいたからかもしれないと振り返る。

 「彼も色々とチャレンジする性格の人なので、私のことも応援してくれていて、今はいろんな働き方があるんだからチャレンジしたほうがいいよと。結婚はお互いに支え合うことですが、支えがあることで勇気をもらえた部分はありますね」