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私が決断したとき

ブルゾンちえみ改め、藤原史織 決断の軸は「無敵」感覚

私が決断したとき(下) ネパール人の彼を「手放して」得たものとは

藤原史織さんの決断軸とは?

 岡山県は彼女の出身地で、「いつも応援してもらっているので、私も岡山のためにできることをしたいと思っています」と、藤原さんは語る。環境問題は前々から興味がある分野で、SNSでも呼びかけてはいるが、「今後は活動と呼べるレベルにしたい」。イタリアは、2年前に旅行して大好きになった国。4月から留学する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっている。

 「終息したら必ず留学するつもりで、『イタリアと岡山で何かコラボができないか』と考えています。例えば岡山名産の桃で、イタリア名物のジェラートを作るとか。商品名はあえて和名で、『MOMOTARO』(笑)。めっちゃいいですよね! 岡山の人もイタリアの人も喜んでくれそう。もちろん、カップは環境に配慮したものを使用します」

 こうしたことを考えるだけで、「めちゃめちゃ楽しい!」と藤原さんは語る。「こういうワクワク感は、私にとってすごく大事。物事がうまくいくサインなんです」

 藤原さんの決断の軸は、「ワクワクするか、しないか」。「ワクワクしていたら、しんどくても頑張ることができます。反対に、ワクワクしていなければ自己肯定感を持てず、たとえお金や地位を得たとしても、満たされないと思うんです」

決断軸は心がワクワクするか、しないか

 彼女がワクワクすることに挑戦しているときの感覚は、「無敵」

 「誰に何を言われても平気で、『そっちに行くな』と言われても気にならない。自分にはこの道しかないと信じて疑わない。一切の迷いがなくて、好奇心にあふれていて、目の前のことに没頭できている感覚です。

 『栄養があるからコレを食べよう』ではなく、『ただただコレが好きだから食べたい』という感覚に似ているかもしれません。頭で理由を考えるのではなく、心が意味もなく好きだと思っていることに従って行動している感じです。

 今、私はまさに『無敵』状態。イタリア留学する予定が延期になっても焦ることはなく、オンラインでイタリア語の勉強をしながら準備を進めています。ブルゾンちえみを卒業するという決断を経て、私は今、とても満たされています」

取材・文/茅島奈緒深 写真/本人提供

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