この連載では、各分野で活躍している人たちに「人生を左右した決断」についてインタビュー。今回は、2018年に大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』に出演し、新聞記者から俳優の道に進んだ合田純奈さん(27歳)の「決断」に迫ります。
(上)不器用さで射止めた『カメ止め』AD役、憧れを現実に ←今回はここ
(下)カメ止め出演後に新聞社就職するも退職 選んだ俳優の道
新聞記者を辞め、俳優の道へ
「目立ちたいけれど、恥ずかしい。挑戦したいけれど、怖い。昔から、相反する気持ちや矛盾を抱えながら生きてきました」
そう語るのは、新聞記者を辞めて俳優の道に進むことを決めた合田純奈さん。彼女は2018年に公開され、興行収入30億円を突破した大ヒット映画『カメラを止めるな!』にAD役として出演し、注目を集めた。
合田さんは、幼い頃から俳優の仕事に憧れを抱いていたが、「他人の目」を気にするタイプだったため、「憧れ」を「現実」にすると決断するまでには、さまざまな葛藤を経験したという。