この連載では、各分野で活躍している人たちに「人生を左右した決断」についてインタビュー。今回は、グラビアタレントとして雑誌やバラエティー番組に出演し、投資家としても活躍している杉原杏璃さんの「決断」に迫ります。

(上) 元グラビアアイドル杉原杏璃 株投資5年で1000万円
(下)杉原杏璃 資産1億円超「株で人生の選択肢が広がった」 ←今回はここ

杉原杏璃(すぎはら・あんり)
杉原杏璃(すぎはら・あんり)
1982年生まれ、広島県出身。グラビアタレントとして雑誌やバラエティー番組に多く出演。投資家の顔も持ち、「株タレント」としても活躍中。また、グラビアで培った美しいボディーラインへのこだわりを生かし、ソフト補正下着ブランド『Andijur』(アンディジュール)を立ち上げ、実業家としても仕事の幅を広げている。12月8日に株式投資の入門書『マンガでよくわかる 株1年生~億り人 杉原杏璃と一緒に~』(かんき出版)を出版

株で得た利益を元手に、補正下着ブランドを立ち上げ

編集部(以下、――) 前編「元グラビアアイドル杉原杏璃 株投資5年で1000万円」で詳しくお伺いしましたが、株を始めて5年間で1000万円の利益を出し、その資金を元手に、29歳のときに補正下着をつくろうと決めたそうですね。なぜ補正下着をつくろうと思ったのでしょうか?

杉原杏璃さん(以下、杉原) ずっと頑張ってきたグラビアの仕事を生かしたかったですし、歳を重ねてもボディーを美しく見せることを追求していきたかったからです。グラビアは10代と同じ戦場で戦う仕事ですが、30代にさしかかると体質が変わり、脂肪が付きやすくなります。だから体を引き締められて、自分自身が着たいと思えるような補正下着をつくりたいと思ったんです。

―― ただ、補正下着に関しては知識ゼロからのスタートですよね。まず、何から始めたのでしょうか?