コロナ禍に直面し、「お金」の大切さを実感。でも、「細かい管理が苦手」「何から始めればいいのか分からない」と感じる人は多いのではないでしょうか。そこでこのアカデミーでは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんを講師に迎え、「お金の基礎」を伝授してもらいます。「今さら聞けない……」なんて思わずに、今から一緒にマネーリテラシーを高めていきましょう。
日経doorsアカデミー 今さら聞いて学ぶお金の話
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面倒くさいことが嫌いで、細かいお金の管理も苦手。でも社会人だし、大人だし、最低限のお金の知識は身に付けて、できるだけラクして将来に備えたい……。そんなワガママを引っ提げて、日経doors編集部員Aが、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんにお金の疑問をぶつけます。今さらな質問ではありますが、第5回は「医療保険」について。加入の必要性や見直しのタイミング、ポイントなどを教えてもらいました。この機会に、入りっぱなしになっている保険を見直してみませんか?
そもそも医療保険には入ったほうがいいの?
編集部員A 風呂内さん、先日自宅に「生命保険料控除証明書」が届きました。それをきっかけに、「そういえば医療保険に加入していたな」ということを思い出したのですが、そもそも医療保険には加入しておいたほうがよいのでしょうか? 見直しのタイミングやポイントも知りたいです。
風呂内亜矢さん(以下、風呂内) Aさんは、いつからその医療保険に加入しているのですか?
編集部員A 確か10年くらい前です。加入してから特に見直すことなく、放置しています……。
風呂内 なるほど。では、まずは医療保険の必要性についてのお話からしていきましょう。