東日本大震災やコロナ禍など、予想もしなかった出来事が次々と起こる時代。そんな時代を生きる私たちに必要なのは、どんな逆境からも立ち直る力「レジリエンス」を鍛えること。そこでこのアカデミーでは、折れない心を鍛えるためのステップを公開。「レジリエンス」の第一人者である久世浩司先生が解説します。

日経doorsアカデミー 立ち直る力 レジリエンスの鍛え方

ポジティブサイコロジースクール代表の久世浩司さんに、心が折れそうになった状態から立ち直る力「レジリエンス」について教わる本連載。逆境に強くなるためには、精神的な落ち込みから脱却した後、元の心理状態に回復させていくための心の筋力「レジリエンス・マッスル」が必要です。前回「仕事と人生を前進させる 『強み』を知って生かす方法」では、この「レジリエンス・マッスル」を強くする方法のうち、「強み」についてお伝えしました。今回は、レジリエンスを高める上で必要な「サポーター」の存在と、「感謝の感情」について解説します。

責任感の強い人は、一人で頑張り過ぎてしまう傾向がある

 一人で仕事を抱え込んでしまい、パンク寸前になった経験はありませんか? 人一倍責任感の強い人は、周りに助けを求めず一人で頑張り過ぎてしまう傾向があります。

 人に頼りづらい要因には、誰かが仕事でつらい状況にあっても、見て見ぬふりをするような「助け合いのない職場環境」という外的要因と、本人の内的要因の2つがあります。内的要因の場合は、その人の心の中にある「マイナスの思い込み」が、助けを求める妨げになっています。

今すぐ実践できるレジリエンス・マッスルの鍛え方を紹介します
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