今年2月に開催したオンラインセミナー「『婚活アプリ』で100人以上に会った 婚活アドバイザーから学ぼう!」の様子を記事でお届けします。アプリ婚代表で婚活アドバイザーの佐藤美香子さんをお招きし、婚活アプリを使って、どうすれば理想の相手を見つけて幸せな結婚ができるのかを教えてもらいました。読者の皆さんから寄せられた質問を基にdoors編集部が佐藤さんに婚活アプリの疑問をぶつけました!

婚活アプリで100人以上と会う

日経xwoman doors編集部(以下、――) 佐藤さんはご自身も婚活アプリを20個以上使って、3年間婚活し、100人以上の男性と会ったそうですね。結婚相談所も運営していて、婚活アプリとの使い分けや違いについても熟知されているかと。婚活アプリを使うことのそもそものメリットから教えていただけますか?

佐藤美香子さん(以下、敬称略) その前に、婚活アプリを使うに当たって把握しておくべき、婚活アプリが出会いの場において、どういう立ち位置なのかについてお話します。『出会いの場』というのは大きく分けて3つあるんです。こちらの図表を見てください。

婚活における「出会い」は主に3つ。男女の比率にも着目
婚活における「出会い」は主に3つ。男女の比率にも着目

婚活の出会いの場は3つ

 1つ目が学校や趣味、社会人サークルなどの「自然な出会い」です。2つ目が「出会いを目的とする場での出会い」です。例えば、街コン、合コン、相席屋、婚活パーティーなどです。ここに婚活アプリが入ります。そして最後の3つ目が「結婚相談所」。自然に出会えている人は(1)だけで終わるわけです。

―― コロナ禍で(1)の出会いは減っているから、(2)と(3)で頑張る必要がありますね。

佐藤 (2)の場面だと女性のほうが人数は少なくて、私のだいたいの計算によると女3.5:男6.5です。逆に(3)だと女性のほうが多いので、女性からしてみればライバルが多くいることになり不利ですね。

―― 婚活アプリは女性の数が少なく、ライバルが少ないから有利なんですね。

佐藤 そうですね。何よりも婚活アプリのメリットは他の出会いの場に比べて、会う前に相手のプロフィールが詳しく分かること。また、気軽に相手を探すことができるので、出会える人数が多いことが魅力だと思いますね。

―― 会う前に相手の情報が細かく分かる。そして、出会いの数が多い。

佐藤 私も婚活アプリでは経営者や弁護士さんなど、普段会わない職業の男性に会うことができました。最初は婚活するために会っていましたが、多くの職種の男性に会うことで、婚活だけではなく、人生の役に立つような出会いもありました。友人として今でも仲の良い経営者の方がいますよ。

―― では、婚活アプリを使うデメリットはありますか?