より良いくらしを創っていきたい人募集

―― では、(3)どんな人材に来てほしいですか?

内田 パナソニックは「A Better Life, A Better World」というスローガンを掲げています。このスローガンには一人ひとりにとってのよりよいくらしを提供するとともに、よりよい社会をつくっていくという想いが込められています。このことに共感してくれる人であれば、多様なバックグラウンドを持つ人に来てもらいたいです。

―― では反対に、(4)こういう人は向いてないな、と思うタイプはありますか?

内田 幅広い事業領域の中にはどんな人でも活躍できるフィールドがありますので、向いていない人はいないと思います。ただ、先ほどもお伝えしたスローガンに共感し、その実現に向けて社員一人ひとりが向き合っている点がパナソニックらしさと言えます。だから、共感が出来ない人が入社した場合、その人にとっても、会社にとっても幸せとは言い切れないかもしれません。

―― 分かりました。では、(5)学歴や年齢は選考に関係ありますか?

内田 特に制限はありません。既卒の人や、3月卒業または秋卒業の人も応募できます。

採用責任者も面接にデニムで登場

―― (6)服装やメイクは合否に関わりますか?

内田 一切関係ないですね。面接は夏はクールビズでかまいませんし、インターンシップや内定式もスーツではなく、カジュアルな服装で来てくださいねと伝えています。「パナソニックの社風=堅い」というイメージがあり、社員はみんなスーツを着ているイメージがあるかもしれません。しかし、実際のところは、もちろんTPOに合わせてですが、デニムやスニーカーなどカジュアルな服装で出社しています。また、採用責任者もリラックスして面接に臨んでほしいという想いからデニムで面接を行っています。ただ、就職活動中は他社さんの面接の前後に来るケースも多く、スーツで面接に来ることが多いです。パナソニックのスタンスとしては、最低限の身だしなみは守りつつも、どうやったら素の自分を見せられるかというところに重点を置いて服装を選んでほしいと思っています。

―― オンラインでの面接でも服装は自由ですか?

内田 もちろん自由です。ただ、どの程度のカジュアルな服装がビジネスシーンで許されるかよく分からないし、スーツを着たほうが楽だという気持ちからスーツを着ましたと言う人は多いです。服装で合否を判断することはないので、自分自身がリラックスできる服装で臨んでもらえればと思います。

―― (7)出身者が多い大学とか、学閥はありますか?

内田 学閥や特定の大学出身者が多いということはありません。関西の企業だから関西人が多いですか?とよく聞かれますが、そんなこともありません。東京の大学出身の人も、地方の大学を出た社員もたくさんいます。

―― ちなみに、入社後の配属先は大阪本社が多いのですか?

内田 大阪が特に多いわけではありません。関西圏と関東圏は比較的多いのですが、全国にある各拠点に配属されます。

関西出身の人が多いイメージもあるが「そんなことはありません。全国各地から社員が集まっている」という。
関西出身の人が多いイメージもあるが「そんなことはありません。全国各地から社員が集まっている」という。