恋愛経験ほぼゼロからのスタート 何か始めるなら?

―― もしBさんが「認知不協和」ではなかった場合は、どんな理由が考えられますか?

森川 先天的な理由と後天的な理由の2つですね。例えば、過去に交際した男性との関係が悪くてトラウマになってしまい、恋愛に慎重になった場合は後天的。逆に過去26年間ずっと恋愛に消極的だったとしたら、先天的な遺伝子レベルの話になります。

 後天的な場合はトラウマに打ち勝つことで道が開けますが、先天的な場合は無理をしないほうがいいかもしれません。恋愛も結婚もせずに一人で生きるという人生設計をするのも、一つの手だと思います。

―― 認知不協和に陥っていたり、遺伝子レベルで恋愛に消極的だったりした場合でも、周りの友人を見ていて「どうしても結婚したい!」と思ったら、何から始めればいいですか?

森川 結婚相談所やアプリで婚活をするのがいいのではないでしょうか。1940年代は約70%、70年代は50%がお見合い結婚だったというデータもあり、恋愛以外で結婚するというのが普通のことでした。現代のお見合いにあたる、結婚相談所やアプリを活用するのは手だと思います。米国では、婚活アプリなどでインターネットを通じて出会い、結婚する人が30%を超えているという報告もあります。日本は10%を超えたところですが、これからますます増えていくと思います。

―― なるほど、それなら恋愛に消極的な人でも取り組みやすいですね。

森川 ただし、一つだけ注意点があります。無料のアプリや低価格の結婚相談所は、気軽に入会できるので、結婚に本気でない男性もいるかもしれません。本格的に婚活を始めるなら、ある程度の投資と覚悟が必要です。

婚活アプリを利用したり、結婚相談所に登録したりするのも、一つの手という

―― Bさんはこれまで「いいな」と思っても、自分からは動きださずに諦めてしまうことがあったようです。もし、今後婚活を始めて「この人と付き合いたい」と思ったら、自分から動いて、告白しても大丈夫ですか?

森川 それはおすすめできません。「辛口恋愛講座」の第1回・いい人がいない問題 原因は「モテ度」の採点ミス で話したように、大切なのは、男性にできる限りの投資をさせてから付き合う、つまり肉体的な関係を持つということです。女性から告白すると体の関係を許しますよというメッセージに取られかねない。まずは男性に告白してもらえるようにデートに誘うのがいいのではないでしょうか。