「会議やプレゼンで意見が伝わりにくい」「ビジネスシーンで、なぜか子どもっぽく見られる」…。その原因は、実は「話し方のトレーニング」が足りていないことにあるかもしれません。自分の声と話し方に自信を持つための方法を、アナウンサーの魚住りえさんが教えてくれます!
日経doorsアカデミー 伝わる「話し方」実戦トレーニング
日経doorsアカデミー 伝わる「話し方」実戦トレーニング
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1オンラインで損する話し方 4大NGと処方箋 魚住りえ
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2話し方は技術 「いい声」鍛えるトレーニング
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3相手の心を動かせない残念な話し方 改善するには←今回はココ
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4「ロジカル」だけでは説得できない 成功をつかむ話し方
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5大切なのは論理より感情 話し方を改善する実践ワーク
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6「なんか」「えっと」… 悪印象を与える口癖 直すコツ
ビジネスシーンで今すぐ役立つノウハウをお届けする「日経doorsアカデミー」。魚住りえさんによる「話し方」編の第3回は、前回に続いて「いい声」を身に付ける基本になるエクササイズを教えてもらいます。
いい声の鍵は「表情筋」
こんにちは、アナウンサーで、ボイス・スピーチデザイナーの魚住りえです。自分の声にコンプレックスを持っている人は多いですよね。前回記事(話し方は技術 「いい声」鍛えるトレーニング)では、「練習すれば、いい声は誰でも出すことができる」という話をしました。
「いい声」とは、張りがあって、よく響く声。大切なポイントになるのが、腹式呼吸でした。就寝前後にベッドの上でできる腹式呼吸トレーニング、とても簡単なので、ぜひ続けてみてくださいね。
今回は、相手の心に響かない残念な話し方を脱却するために大切なもう1つのポイント、「表情筋」の動かし方・鍛え方について学んでいきます。