テレワークのストレスを解消するには

 そういったストレスを解消するために必要であるのが「雑談」と「感情共有」です。職場のように自然に人と会話する機会が減ると、寂しさを感じます。一日中パソコンの前にいることで緊張感が抜けない方もいます。

 そこで、ビジネスチャットを使って、カジュアルな会話や雑談をするのです。仕事の話ではなく、食事の話や趣味の話で盛り上がると心理的安全性(何を話しても安全だと感じられる心理状態)や一体感が生まれ、心が休まるのです。

 また、テレワークで寂しい、疲れたと感じるのは当たり前。そういった感情を閉じ込めてはいけません。みんなと会いたい、今日は寂しかったという感情を共有することで、ストレスを内にためなくて済むのです。

1日の半分近くが会議に費やされている

 弊社クロスリバーは現在29社16万人の働き方改革を支援しており、その中で「どのようなことに時間が費やされているか」を調査しています。その結果、42%が社内会議、18%が資料作成、12%がメールの処理でした。

 ビジネスチャットをうまく使えば会議自体の効率と効果は上がります。チャットで情報共有ができていれば約20%の社内会議を減らすことができます。ビジネスチャットを導入したクライアント企業22社に調査したところ、「定例会議が減った(もしくはなくなった)」と回答した割合は100%でしたので、程度の差はあるものの確実に会議削減につながっていることが分かります。

 さらに、ビジネスチャットを導入することで3つの作業時短ができます。